勝熱百覇モモキングReVo
じょーねつひゃくぱーももきんぐれぼりゅーしょん
勝熱百覇モモキングReVo |
KGM 火/自然文明 コスト7 |
クリーチャー:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/チーム切札 パワー11000 |
<キリフダッシュ>[火/自然(8)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火/自然(8)]支払って召喚してもよい) |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
自分の手札にあるチーム切札すべてに「キリフダッシュ[火/自然(2)]」を与える。 |
<キリフダReVo>このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置き、自分のマナゾーンから3枚まで手札に戻し、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。 |
『十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!』にて登場したクリーチャーで、チーム切札のキングマスター。
チーム切札の特色であるキリフダッシュと、そのサポートとしての効果が特徴。
キリフダッシュは攻撃中にクリーチャーを更に召喚できるものの、使用するマナを確保するより普通に使った方が良い場合もあり、何よりシールドブレイクできないと不発になるリスクが目立つ。
しかし、使い方次第で強力な性能を発揮できる1枚でもある。
このクリーチャー固有の効果、その1つ目がチーム切札全てにキリフダッシュを付与。
キリフダッシュで出る事を条件に、強力な効果が解放される『キリフダReVo』を、安定して使うには必須と言える。
マナさえ準備できれば、キリフダッシュを持たない低コストのチーム切札を並べる事も可能で、ある程度マナを増やしつつ、早期にこのクリーチャーを準備できれば強力。
チーム切札専用のコスト軽減呪文、モモモスモモモ・ダッシュを唱えれば早く召喚、キリフダッシュで出せる。
地味に呪文等クリーチャー以外のチーム切札にも対応しており、轟壊!切札MAXによる除去をコスト2で打てる。
キリフダReVoには連続攻撃を可能とするスパダチキャンベロR、マナ送りによる一掃が可能なスパダチモンキッドR、そのターンに出されたクリーチャー、すなわちSトリガークリーチャーやニンジャ・ストライクを実質無効化するスパダチケントナークR等、上手く決まればゲームエンドまで持っていけるカードが揃っている。
このカード自体スピードアタッカーを持つ為、同名カードによるゴリ押しも有効な一手。
最後のキリフダReVo。
マナを2枚増やし、そこから3枚まで選んで回収できる。
回収の枚数は『まで』なので、既にキリフダッシュで出せるクリーチャーがあるなら回収しないのもあり。
実質的なコスト変更効果の存在から、キリフダッシュ1回分のコストが確保され、なによりこの効果を使えばマナがアンタップされる為、マナゾーンを介して大量展開の準備が完了する。
狙うのは少し苦労するが、革命チェンジと組み合わせると中々凶悪で、攻撃時に革命チェンジすれば手札に戻り、そのチェンジ先のクリーチャーがシールドブレイクに成功すれば、キリフダッシュからのキリフダReVoで次のチェンジ先とキリフダッシュのコスト回復が可能となる。
マナゾーンを介する事で、次の革命チェンジ先の確保も可能なのが強い。
このコンボ最大の利点はキリフダッシュの性質上、相手のトリガー等の効果処理終了後という点。つまり、相手のカウンターが発動した時点では手札にあり、盤面に干渉されても条件自体は既に満たされており、安全に革命チェンジに繋げられる。
またキリフダッシュのコストの重さについても、クリーチャー以外のカード2枚をマナに変換できる、インフェル星樹によって、次のターンには8マナに達しつつドローまでできる。
キリフダッシュを確実に通す為、専用のD2フィールドである弩闘!桃天守閣と併用すれば、相手のシールドを一気に削れまくれる。
現実のカードやメディア展開がストーリーに影響する、『十王篇』で登場したドラゴン。
ジョーが創造した勝熱英雄モモキングが、ジャオウガを討つべく厳しい修行を重ね、その果てに必殺技、『キリフダReVo』を身につけた姿。
ゲンムエンペラーとジャオウガの戦いに参戦し、ゲンムエンペラーを助け、キリフダッシュで生まれた爆発的なエネルギーで時の流れに革命を起こし、「時間」という概念を打ち破ることができるキリフダReVoを炸裂。
革命された時の流れの中では、未来視を持つジャオウガでも回避できず、そのまま倒す……筈だった。
しかし、突如飛来した謎の槍の力でジャオウガは一命を取り留め、鬼ヶ王魔エンド・ジャオウガへとパワーアップしてしまう。
ピンチに陥るモモキングだったが、3人のモモダチもキリフダReVoを会得し、スパダチとして駆けつけた為、不利を悟ったジャオウガは一端撤退。
最終決戦に向け爆龍皇ダイナボルト、キング・マニフェスト、「正義帝」ら他チームにも協力を仰ぎ、鬼札王国の拠点、獄鬼夜城にてエンド・ジャオウガと世界獣龍テライグニス・アクアエルとの決戦に挑む。
テライグニスはゲンムエンペラーが倒すも、キングマスター達が束になってもジャオウガには届かず、未来視と命を増やす力に対抗手段を失っていき、スパダチ達もモモキングを庇って負傷してしまう。
絶体絶命の窮地に追い込まれるも、そこに現れたのは鬼札覇王連合を離反したキングマスター達であり、戦場に十人のキングマスターが集結したことで奇跡が起きる。
それはチーム切札の移動要塞、桃天守閣がこの場に顕現するという、エンド・ジャオウガにとって想定外の事態であった。
「1つ瞳を光らせた。2つ不死身のももの龍。3つみにくい悪の鬼…。倒してくれよう、モモキング!!」
最後の攻撃を繰り出すべく、モモキングの前口上と共に八人のキングマスター達が力を注ぐ。
「正義帝」が桃天守閣に正義の力を与える。
誰かのための正義であり続けること、それが「正義帝」のあり方であるが故に。
魔王と天使が桃天守閣に他者を信じる力を与える。
他人を通して自分という存在を見つめ直せることが、魔王と天使の強みであるが故に。
ダイナボルトが桃天守閣にマジでボンバーな力を与える。
本気を爆発させればすべて解決できる、それがダイナボルトの変わらない信念であるが故に。
ゴリオ・ブゴリが桃天守閣に自身の実力を信じぬく力を与える。
どのような結果になろうとも満足できるよう全力を尽くすことがゴリオ・ブゴリの誇りであるが故に。
ゲンムエンペラーが桃天守閣に無の力を与える。
何者にも頼らない孤高の存在であることが、ゲンムエンペラーの強さの根源であるが故に……と、チーム零のメンバー全員が思っている。
メテヲシャワァが桃天守閣に美しさを追求する力を与える。
刹那の一瞬すら輝いて見えるような充実した体験を得る、それがメテヲシャワァの美学であるが故に。
マニフェストが桃天守閣に究極の自己表現の力を与える。
自己表現して承認されること、それが生きる証であり、マニフェストのステートメントであるが故に。
ギガンディダノスが桃天守閣に生命の輝きの力を与える。
ギガンディダノスは生と死を繰り返す不死樹王国だからこそ生命の力の大事さを知るが故に。
モモキングを含めた九王の力を込めた九撃で、全身9か所に深手を負ったエンド・ジャオウガはたまらず後退。
拠点爆発に手段を切り替え、自身は鬼の世界へと撤退。
元鬼札覇王連合のキング達によってモモキング達は助かり、ようやく平和を勝ち取ったのであった。
……………そして更なる脅威が迫りつつあった。
このように強力でコンボ性能の潜在能力も高いのだが、肝心の十王篇が新型コロナの影響をモロに受け、公式大会の減少で活躍の機会に恵まれず、更に王来篇で強力・凶悪なカードが大量に登場した為、影が薄くなってしまった不遇枠。