「モモキング殿、ヤツの死の部分には再生の刃を、生の部分には破壊の刃を、それぞれ同時に叩き込むのです!」
カード詳細
レアリティ | SR |
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コスト | 火/自然文明(5) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | ジョーカーズ/チーム切札 |
パワー | +1000 |
能力 | <キリフダッシュ>[火/自然(4)](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを[火/自然(4)]支払って召喚してもよい) |
相手のクリーチャーの、カードに書かれた一番大きいパワーを、このクリーチャーのパワーに追加する。 | |
スピードアタッカー | |
マッハファイター | |
パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
概要
「十王篇 第2弾 爆皇×爆誕 ダイナボルト!!!」から登場したチーム切札の一体。モデルとなったのは一寸法師。名前の由来は「一寸法師」と夢の国で有名な「イッツ・ア・スモールワールド」の組み合わせ。
王道のロボットのような見た目の割にパワー+1000と控えめな数値に思えるが、ここで注目したいのは相手クリーチャーの一番大きいパワーを加算する効果。
例えば、最大パワー10000の大型クリーチャーが相手のバトルゾーンにいたとする。その場合このクリーチャーにそのままパワー10000が加算され11000になる。そのため、このクリーチャーがバトルで負けることは基本的にない(一部例外は存在するが)。
ただし、この効果で参照にするのはあくまで「カードに書かれた数値」であるため、呪文やクリーチャーの効果で強化されたクリーチャーの攻撃力は加算できない点には注意。
さらにこの効果はコイツの持つ効果とは全て相性が良く、相手の切り札が出たタイミングで<キリフダッシュ>で奇襲し、スピードアタッカー+マッハファイターの効果で即相手の切り札を破壊出来れば、ピンチからの逆転も夢ではない。
しかし、パワーアタッカーのような攻撃時にパワーが上がるクリーチャーやパンプアップされたクリーチャー、《邪闘シス》のような相手のパワーを下げることに特化したクリーチャーには弱く、シンプルにパワーの差で敵を除去するアタッカーゆえに出す場面を考える必要がある玄人向けのクリーチャーと言えるだろう。特に、相手を問答無用で道連れにするスレイヤー持ちやクリーチャーを強化することに特化したオレガ・オーラデッキは天敵で、そのような相手が出た場合このクリーチャーを出すのは控えたい。
漫画・アニメでの活躍
アニメではジョーがラーメン屋台のつまようじ係として生み出したクリーチャー。あくまでモデルは一寸法師のため、3センチ程の大きさしかない。
しかし、本格的にデュエルで活躍したのはパワー50000の超大型クリーチャー《大樹王ギガンディダノス》を切り札とする大長老との決戦。単純なパワーで圧倒することに特化したギガンディダノスにとってイッスンは天敵に等しく、パワー51000となったイッスンでギガンディダノスを破壊、ジョーの勝利に貢献した。
その後も「キング!」で度々登場し、更にはジェンドルの切り札の一体《禁時混成王ドキンダンテⅩⅩⅡ》を破壊するなど大活躍を見せている。
ちなみに、パワー加算の表現がアニメと漫画で異なっており、アニメではお供の《OH!ワンダフル》の振った打ち出の小槌の効果で自身を超巨大化させ突撃しているのに対し、漫画では打ち出の小槌で相手を小さくし、そのまま踏み潰している。
関連タグ
イッツ・ア・スモールワールド:恐らく名前の元ネタ