「反省しろ」の意味だが、下記にあるような経緯の誤字により生まれたものである。
この言葉ができた経緯
2001年4月、日本の新しい歴史教科書をつくる会編集による扶桑社発行の中学歴史教科書が文部科学省の検定に合格した。右寄りとされる団体による編集だったためその内容に様々な論議が巻き起こり、韓国では抗議の動きがあった。
そんな中抗議のため来日したのが当時韓国民主党所属の国会議員であった金泳鎮(キム・ヨンジン)であった。彼はもともとウルグアイラウンドへの抗議でハンガーストライキを行う等国内でも抗議活動を活発に行うことで知られていたが、この時も日本の国会議事堂正門前で座り込みやハンガーストライキを行い、プラカードを握り抗議していた。
しかしプラカード作成者(本人かスタッフかは不明)が日本語に明るくなかったのか、「日本は反省しろ」と書いたつもりが「日本は反省しる」になってしまっていた。
金の座り込みの模様が上記の光景とともに報道されたことにより、それを見た2ちゃんねる住民の間でウケ、「〜しる」(転じて「汁」とも表記)という言い回しがネットスラングとして定着し、嫌韓などではない普通のネット住民もなんとなく使うようになっていった。
なお、金はその後盧武鉉政権で入閣したものの干拓事業に関するゴタゴタで辞任し現在は既に政治家を引退している。