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吸血鬼サンダー・ボルト

きゅうけつきさんだーぼると

吸血鬼サンダー・ボルトとは、漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』に登場するキャラクターである。
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概要編集

高等吸血鬼(バンパイアロード)の青年。初登場時は、許可無く吸血鬼退治を行う野良の退治人(ハンター)として活動し、「吸血鬼(バンパイア)を退治(ハント)する吸血鬼」を自称していた。


ちなみに、名前を縮めて“サンボル”と表記される事もある。


人物編集

当初は後述する理由により、ロナルドを始めとする正規の退治人達を無用の存在だと見なし、自分1人で町の秩序を作ろうとするなど、勝手な振る舞いが見られた。


しかし、ロナルド達と和解しわだかまりが解けた後は、彼等に協力し共闘するなど、本来は決して独善的では無い正義感の持ち主である事が窺える。


容姿編集

逆立っているツンツン頭と、雷を模したマークが無数にあしらわれた黒マントを纏っているのが特徴。また、雷マークのメッシュらしき物も見られる。


吸血鬼熱烈キッス「まあまあのおイケ」だとして襲い掛かる位には、整った顔立ちをしている。


能力編集

その名が示す通り、体内から電気を放出して操る能力を持ち、下等吸血鬼程度ならば瞬殺出来る。

しかし“放電”は出来ても“発電”は出来ず、体内の電気を使いきった後は疲弊してしまうのが難点。


そしてサンダー・ボルト本人は隠したがっていたが、実は乳首からしか充電出来ないという性質を持ち、普段はモバイルバッテリーを使い服の下でこっそり充電していた事が判明した。

なおそのモバイルバッテリーが使えなくなった場合は、コンビニのイートインスペースや、非常時に備えて持ち歩いているスタンガンなどでも充電が行えるが、どちらも僅かにしか充電出来ない。


作中の動向編集

初登場となった第217死&218死(本誌掲載時は219死&220死)では、上述の通り野良の退治人としてロナルドとマリアの前に現れ、2人が対峙していた下等吸血鬼を瞬殺した。


更に「秩序を乱す吸血鬼を許さない」という信念の下、他者に危害を加えていた訳では無いマイクロビキニへんな動物ゼンラニウム・熱烈キッスを攻撃するなどの過剰な退治行為までもを行い(しかし危害こそ加えていないが、マイクロビキニは下僕と共に駅前でビキニ啓蒙運動を行い、へんな動物は路上でエッチブックを読み、ゼンラニウムはいつも通り全裸で花と戯れ、熱烈キッスに至ってはサンダー・ボルトが「まあまあのおイケだったから」という理由で襲い掛かったため、ロナルドも庇いにくくなってしまった)、組合(ギルド)側もいよいよ彼を退治する事を視野に入れ始める。


そんな折に下等吸血鬼が町に大量発生し、あらかた倒したものの“モウセンネンキン”(凶暴性は低く吸血量も多くないが、巨大に成長するので動き回るだけでも厄介な下等吸血鬼)が出現し、銃撃を含めた物理攻撃が通用しないモウセンネンキン相手に、ロナルドはサンダー・ボルトの力を借りようとドラルクと共に彼を捜索。ようやく見付け出すが、サンダー・ボルトは町に出現した大量の下等吸血鬼を倒す内に体内の電気を使いきってしまっていた。


そしてその際、上述にもある通り乳首からしか充電出来ないという己の能力が恥ずかしくて嫌だった事や、その能力のせいで誹謗を受け続けてきた事、吸血鬼なのに退治人の真似事をしたのも誰も自分を嗤えない“秩序”を作りたかったからだという事を明かし、更に町の変態吸血鬼達を襲ったのも、「臆面もなくバカみたいな能力を晒す奴等が憎かったから」だと話した。


しかし、そこに再び現れたマイクロビキニ達に「お前は我々の誇りを羨んだ」「己の能力を誇りこそすれ恥じなどせん!! 誇るのだ!!」と諭されて一念発起。モウセンネンキンが千切った電線から直接充電を行い、『乳首充電120% サンダー乳首タックル』を繰り出してモウセンネンキンを退治した。


晴れて新横浜の一員となった後も、時折ロナルド達と共闘しているらしく、第283死では退治に協力している場面があった。


関連タグ編集

吸血鬼すぐ死ぬ 吸血鬼すぐ死ぬの登場キャラクター一覧 雷属性

上鳴電気 - 放電のみで発電出来ないつながり。なお充電は口に咥えて行うことが多い。乳首から出来るかどうかは定かではない。なお中の人は吸血鬼温泉の人を演じている。

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