ダメ兄を甘やかすことに喜びを感じる人気声優
「―お兄が生徒会長かあ。お兄はやればできる子だと、この妹は信じていたよ。」
「この私に料理で勝負を挑むとはいい度胸だ。じゃあ私が負けたら、今夜はお兄の好きなものなんでも作る。」
プロフィール
概要
まどそふとのゲーム『ハミダシクリエイティブ』及び『ハミダシクリエイティブ凸』のキャラクターであり、攻略可能なメインヒロインの一人である。トレードマークはひよこで、愛称は「ひよりん」。
美少女ゲーム大賞2020キャラクター部門で第2位、そして、美少女ゲーム大賞2022キャラクター部門では第1位にランクインされた。
主人公「和泉智宏」の実妹であり、兄の世話を焼かないと調子が狂ってしまう程のブラコンである。しかし、智宏に嬉々としてゲームのガチャ資金を提供するなど、傍から見るとヒモを甘やかしているように見える。社交的な性格に見えるが、人間不信であり、智宏の回りにいる時(二人っきりの時は除く)以外には素の自分をさらけ出さない。その為、友達が少なく、智宏とマネージャーからその事を心配されている。
智宏のことを「お兄」と呼ぶが、他の人がいる所では「お兄ちゃん」と呼んでいる。智宏が声や歌を滅多に褒めないため、智宏に認めさせようと日々、奮闘している。
幼い頃に両親を交通事故で亡くしており、智宏と二人で暮らしている。前述のブラコンぶりの影響で、後述の声優業で家計を支え、ほとんどの家事をこなすなど、一家の大黒柱となっている。
子役上がりの覇権声優「小泉妃愛」として活動しており、ウィンドル!やまどキュアなどのアニメ出演を始め、ソーシャルゲーム『戦国デレーション』に登場する複数の戦国武将のCVを担当する、歌手としてシングル曲をリリースするなど、幅広い領域で活動している。その例として、ハミダシクリエイティブにおける妃愛ルートのエンディング曲は彼女が歌っている。
大量のファンを抱えており、ツブヤッキーのフォロワー数が53万人もいる。学園の先輩である常磐華乃と鎌倉詩桜も彼女の大ファンであり、特に、華乃はわざわざ自身が描いたゲームキャラクターのCVを彼女に指定している。同じく人気声優の祝田悠羽(通称:ゆっこちゃん)とは親友の関係であり、ラジオ番組やイベントなどでよくイジられている。
声優が多忙で、学園にほとんど通えていなかった為、進級が危ぶまれていたが、教師である従姉の和泉里の計らいで救済措置が設けられ、生徒会に所属することになる。しかし、本人にその事は知らされておらず、生徒会長となった智宏のお願いを受ける形で生徒会副会長に就任する。
関連イラスト
関連タグ
まどそふと ハミダシクリエイティブ ハミダシクリエイティブ凸
近親相姦:彼女のルートでは、兄妹間で性行為に及ぶシーンがある(PC版のみ)。
【注意】
この先、ハミダシクリエイティブのネタバレが含まれます。
ブラコンになった経緯
元々、妃愛はブラコンではなかった。それどころか、智宏を見下していた。
幼少期の妃愛は今の声優時代よりも高い知名度を誇る子役として大成していた。また、大抵のことをそつなくこなせていたため、精神が大人びていた。その為、年相応だった智宏が幼く見えてしまい、明確に智宏を見下し、避けていた。それを見かねた母が「兄を大切にするように」と諭したが、妃愛はそれを突っぱねる。それが、両親との最後の会話になるとは知らずに…
母が諭した翌日、両親は交通事故に遭って亡くなってしまう。
最後まで和解できずに両親を失った妃愛は、この出来事を「天罰」だと思い込み、自罰意識を抱えてしまう。また、智宏に拒絶され、一人ぼっちになることへの恐怖心を抱いた。そんな時、智宏が妃愛を慰めてあげた。その後、遺児となった妃愛を欲しがる親戚達によって兄妹が離れ離れになりそうになった時も、智宏が身を挺して妃愛を守った。
以上の出来事から、兄のかけがえのなさに気づいた妃愛は兄の存在に感謝するようになり、そのお礼として智宏の世話を焼くようになった。