概要
演:松嶋亮太
season16最終話「容疑者六人」にて初登場。
サングラスを愛用していて、警視庁内でも常に着用している。
同じサイバーセキュリティ対策本部に所属している青木年男とはライバル関係にあるようで、作中でもしばしば張り合っている。
トラブルメーカーでおしゃべり好きな青木とは対照的に、とぼけたような口調や独特なリアクションが特徴的で、リスクを負う事を嫌う慎重な性格。
そのためなにかと問題を引き起こす特命係に対し、距離を置きたがる傾向にある。
特命係に左遷された経緯のある青木を出戻りと頻繁にからかうなどして楽しむ描写が見られる。
season20をもって青木がサイバーを卒業(内閣情報調査室へ異動)。season21からは、(半ば杉下右京のせいで)青木に代わって特命係及び捜査一課への情報提供役を引き継ぐことになる。その能力とプライドの高さは青木に負けず劣らずで、まさにライバルと呼ぶに相応しい。しかしそのプライドの高さ故の煽り耐性の低さから、右京には毎回まんまと言葉巧みに利用されてしまっている。これまでさんざんバカにしてきた青木の立場に、いつの間にか自分自身がなってしまった現状に「これじゃ青木年男の二の舞だ…!」と頭を抱えている。
Season22では最終回にて右京から「僕を見捨てた」と悪態をつかれるも、その後彼の「変声」をソフトウェアを使ってサポートした。
Season23の初回ではスマホの画面ロックを(恐らくはタップした指紋の跡から推測・逆算して)タッチペンを使って解除し芹沢と出雲から感心されるが、その際「スマホから指紋を取るしか能がない鑑識とは違うんですよ」とうっかり口を滑らせてしまい、その「鑑識」である益子からペンで小突かれる目に遭った。
余談
season21の4話にて、亀山薫に「土師っち」と早くもあだ名で呼ばれている事が発覚し、視聴者にもその呼び方が定着し、しまいには右京にすらそう呼ばれる事すら多くなった。
なお、本人は亀山には自ら友好的に接することはないが、あだ名呼びを嫌がるそぶりはない。
かつて冠城亘からフルネームで呼ばれる事を嫌がり断っていた事があるため、素っ気ない態度を貫きつつも薫から「土師っち」と呼ばれる事自体は受け入れていると思われる。
本人の趣向はコーヒーより緑茶派との事。