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冠城亘

かぶらぎわたる

ドラマ『相棒』の登場人物。Season14より登場した、杉下右京の新しい“相棒”。
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演:反町隆史

右京さん、ここは僕の概要なんですけど。

法務省から警視庁へ出向してきたキャリア官僚(法務省刑事局総務課企画調査室室長)。

現場の仕事に興味があり、人事交流と言う名目で警視庁に出向してきたが、警視庁内での出向組は”客人扱い”であり、特にやる事もない亘は、半年に渡り、主のいない”旧・特命係にて暇を持て余す日々を送っていた。そんなある日、関東地方のとある刑務所で受刑者が刑務官を刺殺するという事件が発生。
たまたま帰国していた右京と共に事件の捜査を行い、これを解決に導く。
しかし、法務事務次官の日下部は彼が右京と共に仕事をすることを良く思っておらず、彼に「法務省に戻るか、辞表を出して警視庁に行くか」のどちらかを迫り、猶予期間という名目で彼を泳がせることにする。かくして、亘は特命係の一員となり、右京と共に様々な事件の捜査を行っていくことになったのだった。

特命係の人間と言う意識からか、ある時期を境に自ら名札を作ったが、右京にこと細かく手直しされ、その名札を掛けるようになる。
コーヒーに造詣が深く、その香りで飲んだ場所が記憶されると言う特殊な記憶能力を持つが、
発揮されるのは恐らく一度きりと思われる。

掴み所がなく、飄々とした性格で、英語交じりのおどけた口調や芝居がかった仕草を絶やさず、
知り合って数日の段階で、右京「ミスター・デンジャラス」と呼ぼうとしたり、それを却下された直後に「右京さん」と呼び始めたりするなど、周囲に対してかなりフランクに接している。
その反面、ヘタレな部分もあり、愛車のスカイラインセダンを移動手段にしているが、他人の運転する車に乗るのは苦手らしく、右京の愛車、フィガロに乗車した際、挙動不審のまま現場に向かう場面もあった。
しかし、目の前で女性が危険に晒された時は自分への危険を顧みず立ち向かうなど、いざと言う時は勇敢な一面を見せている。

プライベートでは少々遊び人気質で軽薄な側面を見せるものの、「バカ!」と金髪美女からビンタを食らってしまった辺り、右京と同様女性の扱い方はあまり上手くない模様。実際、惹かれている相手がいるのに別の女性に平気でナンパするタイプ。しかし、最終的に女性の幸せを優先するタイプのため、自分以外の誰かに惹かれた場合は素直に身を引く潔さも併せ持っている。
また、不器用だけども誠実なお人好しの男性に対しては面倒見が良い一面を持っており、そう言った彼等の純情を踏み躙る事件での捜査には普段の軽薄さがなりを潜めて真剣さが増す。

元々警察官ではなかった亘だが、頭脳明晰で、相手を巧みに説き伏せて情報を聞き出すことに長けるなど、策士的な一面を持ち、捜査能力自体は決して低くはない。また、職業柄、法律に詳しく、その知識が事件の解決につながる事もある。
さらに、元キャリア組であっただけのことはあり、法曹界に知り合いが大勢おり、お偉いさんにも或る程度顔が利くため、そうしたコネを使って事件捜査を有利に進めることもよくある。また、初期は法務事務次官である日下部の存在を後ろ盾に無茶な要求をするということもあった。

こうした行動の背景には「真実を知ることが最優先」と言う、右京と通じる考えがある。
その為ならば、自分の権力もコネも、使える物は何でも利用するなど手段を選ばない。右京に対しても「貴方を利用して真相に辿り着く事が目的」と言い切った事がある。
但し、後述の青木年男に対し、彼の持つ証拠を提出させるために、青木の素性をヤクザに伝えて脅迫させると言う治安維持組織にはあるまじき許されない行為も行った。青木は嫌な奴ではあり、近年は暴対法も厳しく角田を間に入れたとは言え、何の後ろ盾もない一般人を理不尽な暴力・恐喝を生業とする組織の的にすると言うのは、すなわち事件解決の為なら暴力や脅迫も辞さないのかもしれない。(青木以外に行ってないとはいえ、嫌な奴だったからやっていい行為でもない)

人間関係

上記のような突拍子もない行動・言動が目立ったためか、右京は亘に対して一定の信頼は置きつつもどこか警戒しているようなところがあり、当初は周囲にも「『相棒』でも『友人』でもない、単なる『同居人』」と説明しており、復帰後も「お客様」扱いされているが、亘自身はあまり嫌がっていないどころか寧ろそれを楽しんでいる。
その一方、自分の相棒をも逮捕した男」として右京のことを警戒している。

大河内監察官からも「一見飄々としているが何を考えているのかわからない恐ろしい男」と評されている。

右京の紹介で花の里に訪れた際、女将である月本幸子に「可愛い」と一目惚れするが、今のところ全く相手にされていない(むしろウザがられている)。彼女に前科の過去があると聞いた際は引いてしまった事もあるが、すぐに態度は元に戻った。

鑑識課の米沢守とは、初対面時のある出来事がきっかけで険悪な関係になってしまっており、その後もギクシャクとした関係が続いた。
その後、米沢は警察学校の教官となり、亘に鑑識のイロハを教えることとなった。

元上司の日下部は、法務省時代はもちろん、亘が不祥事により退官処分となった際にも天下り先を用意したりと、何かと彼のことを気にかけていたが、Season15のとある事件にて、特命係が自らの教え子の1人であった検察官を辞職に追いやったことに激怒、亘に対しても「これからは身の回りに気を付けることだな」と脅迫めいた恨み節を述べるなど、とうとう一触即発の関係になってしまう。

法務省から退官する原因の1つとなった青木年男とは、警察学校に同期入学したことから、今でも交流がある。とはいえ、どちらかといえば年男の方が亘達に良いように利用されているといった方が正しいのだが(年男自身も特命係の転覆を狙って暗躍していることから、友好関係にあるとは言い難い状況である)。

右京の2代前の相棒である警察庁の神戸尊ともとある事件をきっかけに顔なじみの間柄となっている。

異色の相棒誕生

初代・亀山薫、二代目・神戸尊、三代目・甲斐享は、当然ながら全員警察官。
しかし、ドラマ誕生から15年目にして警察官ではない経歴を持つ人物が、右京と共に事件を解決していく事となる。

ちなみに、亘より前にも、法務省からは姉川聖子という女性職員が人事交流のために特命係に一時的に出向していたことがあったが、右京のことを全く知らなかったことや、姉川が一職員という立場であったのに対し、キャリア官僚という結構なお偉いさんであることから、恐らく面識はなかったと思われる(ただし、Season9 最終話の赤いカナリア絡みの事件で、片山雛子の召集したチームで捜査を行っていたことがあり、同じく捜査を行っていた右京と間接的にではあるが関わっていたことが後に判明している)。

キャリア官僚から警察官へ ※S.14-最終話のネタバレ注意!

S.14の最終話にて、警察嫌いの人間、青木年男が唯一の目撃者となった事件(第15話「警察嫌い」)で、裁判所の令状発行を阻止する「捜査妨害」を行なっていた事が警察上層部に知られてしまい、法務省への帰任及び北海道への地方転勤を命じられる可能性が高かった事から、その後に発生した警察学校内での訓練生による射殺事件と、それを端緒とする閣僚を標的としたテロ事件を、「これが特命係での自分のラストケース(最後の事件)になる」と覚悟していた。

解決後、日下部から提示された天下りの斡旋先の1つに、手書きで書かれた“警視庁”の文字が…。
なんと亘は退官と言う形で、法務省から去り、警察官として警察学校に入学、警察官として一から再スタートする事となったのだった。

S.15初回では巡査スタートとなり、社美彌子が課長を務める「総務部広報課」に属していたが、ある事件を解決した後に彼女と交渉し、脅迫めいた説得で異動を承認させ、再び特命係に戻ってきた。

余談

反町氏は「僕が演じさせて頂く冠城亘は、真実を突き止めることへ執着のあるキャラクターで、あらゆる手段を使い、事件を解明に導こうとします」と役柄を説明している。
さらに、「右京さんとの掛け合いやコンビネーションがどのような化学反応を起こすのか。冠城の“相棒”っぷりにも注目して欲しいです」と意気込みを語った。

1話放送後、「冠城、カッコよすぎ!反町さんがホントにいい役者になっていて驚き。
引き込まれる演技が素晴らしい」「期待以上で度肝抜かれた」
「反町さんの相棒、かなりいいかも。長い台詞も右京さんとの掛け合いもしっくりきました」
と「反町」がネット上のリアルタイム検索ワードで1位になるなど、絶賛の声が相次いだ。

歴代相棒の中で以来、右京の事を「杉下さん」ではなく、「右京さん」と自ら志願して呼び始めた人物であり、歴代相棒の中で最大身長(と言っても薫と1cm差)だと言う。

前相棒の卒業エピソードが最も最悪な形だっただけに、ネット上では登場して間もない頃から亘の卒業エピソードについてファンの間で予想合戦が起きた。特に、亀山を除く2人の相棒が3シーズンで交代していることから冠城シーズン3作目となる2017年度放送のシーズン16では「冠城の最後」が注目されていた。しかし、大方の予想に反して冠城は特命係を去らず、それどころかメンバーが1人増えるという前代未聞の結果となった。

上記の結果、冠城は2018年度に新シーズンが開始されれば亀山に次ぐ特命係在籍期間の最長記録保持者となる。

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