戦闘中に決して言ってはいけない敗北フラグである。
99%勝っていても油断してはいけない、ということであり、特に実の妹が背後に来たら要注意。
フィクションにおいて
機動戦士ガンダムで2例あり、ギレン・ザビがア・バオア・クーの戦いで序盤から中盤にかけてジオン軍が地球連邦軍に優勢だった状況に思わず独白したのが「圧倒的じゃないか、我が軍は」。
この少し後にキシリアに殺害され、皮肉にもそのことが指揮系統の混乱を招き、ジオン公国の敗勢に繋がったとされるが、戦力比的にギレンが生き残ってたとしても勝てたかどうかは定かではない(ギレンが死んだ事からキシリアの謀殺を察知して戦場を離脱したエギーユ・デラーズの例もあり、曖昧であるが)。
「THE ORIGIN」では勝っても負けても連邦との講和は成立するという状況で、この戦いは講和の条件を自軍に有利にするための戦いであった、と解釈されている。
もう一例はこれに先立つソロモン戦でのアムロ・レイの台詞である。
状況としては最終局面で、司令官ドズル・ザビも要塞を放棄し、連邦軍の勝利は確定しつつあったが、それでもドズル最後の意地からビグ・ザムによる連邦主力艦隊への特攻をかけた事から、その攻撃力から甚大な被害を与え(連邦軍指揮官ティアンムも戦死している)、アムロにして「あ、圧倒的じゃないか」と言わしめた(メディアによっては「あ、圧倒的だ」ともなっている)。こちらはスレッガー・ロウの捨て身の攻撃もあり、ビグ・ザムは撃破され、ドズルも宇宙に散った。