視線を逸らさず、見続けて下さい。それはあなたの視界にあります。
(Don't look away, just keep your eyes on it. Contain it in your sight.)
概要
地中の天国(The Burrowing Heaven)は赤い樹木のような姿をしており、その体の至る所に赤い虹彩を持つ目を保有するアブノーマリティ(幻想体)である。
分類はO-04-72、危険度はWAW。
管理方法
作業時
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
BLACK | 4-5 | 24 | 0-12 | 13-20 | 21-24 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 最低 | 最低 | 普通 | 最低 |
2 | 最低 | 最低 | 普通 | 最低 |
3 | 最低 | 低い | 普通 | 普通 |
4 | 最低 | 普通 | 普通 | 普通 |
5 | 最低 | 普通 | 普通 | 普通 |
クリフォトカウンター:3
特殊能力
1.作業開始時に視界に入っていないと即座にカウンターが1減少
2.作業中に視界から外すと即座にカウンターが1減少
3.1、2の条件を満たした上で視界から外れている場合、作業が一切成功せず、10秒毎にカウンターが1減少
4.作業結果が普通以上の場合カウンターが1回復。
このアブノーマリティは作業中に常に画面に入れることを要求し、視界から外していると作業が成功しなくなると共にカウンターが減少してしまう。そのため、作業をする場合はその姿を常に画面内に入れることを心掛けること。
ただし、一時停止した場合は作業中に画面から外してもカウンターが減少しないのでどうしても周囲の状況が気になるならば一時停止して確認しよう。
このアブノーマリティは放置していれば外的要因以外で問題を起こさない存在ではあるが、作業をせざるを得ない状況になった場合は一転して非常に厄介な存在になるため、収容はあまりお勧めされない存在ではある。
また、その性質上あるアブノーマリティと一緒に管理することになった場合は地獄でしかない。
脱走時
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
約800 | 免疫(0.0) | 弱点(1.2) | 耐性(0.5) | 弱点(1.5) |
地中の天国は脱走すると作業中の職員を殺害し、ランダムな職員のいる場所にワープする。
そして脱走中の地中の天国を画面内に入れずに3秒が経過するとその部屋全体に150のBLACKダメージを与え、他のランダムな職員のいる場所にワープする。
この時死亡した職員はこのアブノーマリティのものと思われる幹により体がバラバラの状態で果実の如く突き刺さっているというグロテスクな死に様を見せつけてくる。
画面内に収めない限り移動してその先に甚大な被害を与えていくので速く対処しないと一気に施設が壊滅してしまうが、画面に収めてしまえばそのまま停止するので、画面内で停止したところを総攻撃すれば鎮圧することができる。
また、バグなのかは不明だが、ワープ時のダメージは地中の天国本体にも適用されるためにワープする度にダメージを受けていき、そのままHPが0になることもある。
RED属性攻撃は全く通用しないので注意。
E.G.O
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
天国 | WAW | RED | 8-16 | 高速 | 並 |
特殊能力:なし
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
天国 | WAW | 弱点(1.2) | 耐性(0.8) | 耐性(0.6) | 弱点(1.5) |
特殊能力:なし
ギフト
名称:天国
部位:頭2
効果:勇気+4・自制+2
武器は中距離に安定してREDダメージを与えるもので、防具は比較的高いBLACK耐性を持ちつつもRED・PALE属性に対し弱いものとなっている。
ストーリー
このアブノーマリティは他者からの視線を養分としており、自身を見つめることを要求している。
瞬きぐらいであれば特に問題ないが、完全に視線を逸らすなどすると一気にその翼を広げ、周囲の人々を串刺しにし、その死体を果実のように実らしていく。
この存在に視線を向けない限りはそのまま周囲の人々を巻き込みながら翼を広げていくだろう。
これがあなたの望んだものですか?涙が乾いたら、答えを教えてください。
Library of Ruina
続編では名称が「喰い込む天国」となっており、宗教の階の1体目の幻想体として登場する。このとき新たに脳のような部位が確認できる。
幻想体バトルでは取り巻きとして「天国のトゲ」を3体引き連れて戦うことになる。
喰い込む天国はトゲが一体でも活動中である場合は行動せず、すべて休眠状態であれば行動し、幕の開始にすべての司書に虚弱10を付与する。さらに、活動中に休眠状態のトゲがいない場合は個別広域攻撃ページを使用してくる他、3幕毎にトゲを一体生成してくる。
天国のトゲは最初は1体が活動状態、残り2体が休眠状態で出現し、休眠状態のトゲの片方に「目覚め」が3付与される。
この「目覚め」は喰い込む天国が混乱状態でない幕で1減少し、0になると活動状態になってしまう。
そして「目を離すな」というパッシブを持っており、活動中のトゲがある状態で他の敵にマッチした場合にマッチした司書を除くすべての司書のHPを4割削ってしまう。
攻略としてはとにかく他のトゲが目覚めるまでに活動中のトゲを撃破していくこと。トゲにマッチするたびに虚弱が1付与されたり喰い込む天国が動く幕で虚弱が10付与されるなどするために攻撃ダイスが使い物にならないので活動中は防御ダイスを使ってマッチしていくべし。
その後混乱状態になった幕で攻撃ダイスを使って早急に撃破しよう。
幻想体ページは「か細い深紅の翼」、「他人の視線」、「関心と集中」の3枚。
「か細い深紅の翼」は付与した司書がカウンター時に防御ダイスの半分だけダメージを与えるもので、忍耐との相性が良い。
「他人の視線」は付与した司書の一方攻撃時のダメージと防御の威力が上昇する一方でマッチ時のダメージが減少するもので、攻撃よりだと不利だが防御からの混乱時に集中攻撃する戦法とは相性が良い。
「関心と集中」は付与した司書のカウンター時のダメージが倍になるもので、防御に特化することで一気に混乱させることが可能。ただし、その司書がカウンターを受けた際もダメージが2倍になるため注意。
関連タグ
Lobotomy Corporation/Library of Ruina:登場作品
シャーデンフロイデ:同作品に登場するアブノーマリティで、作業中に画面に映すとアウトというこのアブノーマリティと真逆の性質を持つアブノーマリティである。
SCP-173:こちらはSCP Foundationに登場するSCPオブジェクトの一つで、このアブノーマリティ同様誰かに見られていない場合は周囲の人を襲う存在である。ただし、こちらは瞬きすら許されない。