墨塵音

ぼくじんいん

台湾の人形劇「霹靂布袋戲｣シリーズの登場人物。

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目次 [非表示]

1 概要

2 プロフィール

3 人物

4 関連タグ

5 関連リンク

「凝空心，法常住，道魔消長擾紛紛！

百體流形，唯滅動心，十指道弦洗世塵。」

概要

称号：撥弦道曲（はつげんどうきょく）

「霹靂布袋戲」の登場人物。

「霹靂神州」の主要人物の一人。

道教組織「玄宗」の道士。道術に長じた「玄宗四奇」の一人。

琴と剣術の造詣も深く、強い実力を誇る。温和な性格で、人に親しみやすい。

赭杉軍を治すために、苦境で隠居生活を送る。

プロフィール

性別	男
身分	玄宗四奇の一人
初登場	霹靂開疆紀第36集
退場	霹靂神州第27集
出身	道境
根拠地	青埂冷峰‧望天古舍
友人	伯藏主、非恩、非妙
組織	玄宗
同修	金鎏影、赭杉軍、紫荊衣(四奇)
部下	能熊
武器	墨曲琴、墨曲劍

人物

苦境の上位次元「道境」出身の道士。「玄宗」に所属し、「玄宗四奇」の一人として知られる。赭杉軍とは同修にして、莫逆の交わりの大親友である。温和な性格で、感情を重んじる。魔物を相手にも優しく、最初は改心させるチャンスを与える。話し合いでも無理の場合は、初めて武力行使を行う。

かつて玄宗が異度魔界と交戦する際に、玄宗を裏切った金鎏影と魔界軍師・伏嬰師が、赭杉軍を窮地に追い詰めた。戦後、赭杉軍は伏嬰師の呪術で、半人半魔の姿に変異した。呪術による完全魔化を防ぐべく、墨塵音が赭杉軍を連れて、苦境で隠居することになる。赭杉軍を混沌巖池に置いた後、各地に奔走して、赭杉軍を治す方法を探した。呪術の解除には至らなかったが、千流影を助けたことをきっかけに、赭杉軍の容態が好転した。

その後、千流影が戦いで落命した。悲しむあまりに、亡くなった同修の金鎏影と紫荊衣を思い出す。二人の離反は自分にも責任があると申し訳なく思い、彼らの魂を回収して、「玄宗四奇」の間にあったわだかまりを解いた。

赭杉軍の武器「紫霞之濤」と、素還真の要請で葉小釵の霊識を取り戻すため、異度魔界との戦いに敢行する。「玄宗四奇陣」を駆使して善戦するも、大けがを負う。この状態でさらに魔化葉小釵と交戦。伏嬰師の呪術を前に、魔化葉小釵に敵わず、壮絶な戦死を遂げた。その犠牲により、素還真は「紫霞之濤」と葉小釵の霊識の奪還に成功した。