「聖愚有道,浪跡無濤;歸吾至性,六極天橋。」
概要
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂奇象」の主要人物の一人。
清らかな聖地・六極天橋(ろっきょくてんきょう)の主。尹秋君の煽りを受け、武林公法庭を設立した。正義を掲げて、武林の紛争に介入する。
正体は「玄宗」の裏切り者の一人「金鎏影(きんりゅうえい)」。己の利益と名誉のために、手段を選ばない野心家。
プロフィール
性別 | 男 |
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身分 | 六極天橋の主、武林公法庭の主、玄宗四奇の「金鎏影」 |
初登場 | 霹靂奇象 第11集 |
退場 | 霹靂謎城 第31集 |
出身 | 道境 |
根拠地 | 六極天橋、雲台 |
友人 | 尹秋君、臥龍行、莎羅曼 |
組織 | 武林公法庭、玄宗 |
同修 | 赭杉軍、紫荊衣、墨塵音(四奇) |
同僚 | 彝燦天、偽問天敵、賈子方、戤戮狂狶、悟僧癡迷(黒道大聯盟) |
部下 | 步南極、太慈心、雲垂野、千浮浪 |
武器 | 蟠龍珠、雲龍斬 |
人物
武林の清らかな聖地・六極天橋の主。一見すると威厳があり、正気溢れた人物だが、その裏には私利私欲を求める野心が秘めていた。正体は道教組織「玄宗」の裏切り者の一人・金鎏影で、プライドが高い道士だった。玄宗四奇の筆頭である彼は、最高指導者になりたいあまりに、道士たちに人望を集めた六絃之首蒼に嫉妬と憎悪が芽生える。
かつて玄宗が異度魔界と交戦する際に、同修の紫荊衣と共に玄宗を裏切る。これにより、玄宗が多くの犠牲が生じ、宗主も死亡した。一門は異度魔界とともに封印される。玄宗の制裁を避けるため、金鎏影は苦境に逃げ込み、以降は「昭穆尊」と名乗る。
「六極天橋の主」として隠遁生活を続いたが、武林で五大神器の出現と共に、頭角を現す。尹秋君の煽りを受け、武林公法庭を設立した。正義を掲げた名目で、武林の紛争に介入する。真の目的は、五大神器を集めて、自分の物にするつもりだった。異度魔界に協力して、断層を接続することや、計略で談無慾・素還真らを殺す悪事を働いた。そのすべては、己の利益を求めるための行為である。
六絃之首蒼が登場した以降、その正体と本性が暴かれる。公法庭が瓦解した後は、黑道聯盟の一員として、詭齡長生殿に協力。六絃之首蒼が協力した天荒不老城と敵対する。幾度もの戦いを経て、六絃之首蒼と交戦し、敗死した。
その魂魄は墨塵音に持ち帰られ、「霹靂神州」では墨塵音が異度魔界と対抗する際に、魂のみ登場する。
関連タグ
玄宗四奇
関連リンク
- 公式人物資料(昭穆尊)※中国語