概要
FCで発売された『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』およびSFCの『真・女神転生』に登場する、大種族“夜魔”の悪魔。
“妖鬼”最上位のコロンゾンの色違いである、炎の中から現れる歯を剥き出しにした小鬼のような姿の悪魔で、『女神転生Ⅱ』においては“夜魔”はEVIL属性の悪魔であるために仲魔にできない。
終盤に出現し、種族的な特性でHPこそ少ないが、強火炎魔法「アギラオン」、MP吸収「マカランダ」、さらに即死効果のある「のろい」が特に危険な嫌な敵悪魔であった。
モチーフはインドネシアのバリ島で信仰されるバリ・ヒンドゥーで伝承される、悪の化身である大魔女ランダの使い魔・チェルルックで、白い顔に剥き出しの歯・歯茎と黒髪の仮面の姿で知られる。
『真Ⅰ』では“妖魔”となったコロンゾンと共にディテールアップした姿にリファインされ、銀座や品川に出現する。
全体火炎魔法「マハラギ」「マハラギオン」ばかりか、即死魔法「ムド」を持ち、“夜魔”は仲魔にできる種族になったので、運用次第では非常に役立つ悪魔となった。