概要
惑星を次々と捕食するユニクロンに対し、有効な手立てがなく戸惑うグランドコンボイ。この時彼と合体して「オメガコンボイ」となっていたパートナー、賢神オメガスプリームは、「君たちは、ユニクロンの大きさに脅威を感じているようだが、その必要はない」「この宇宙では、物の大きさにさほど重要な意味はない。 大きさや姿形に惑わされるな。大きさの概念を取り払うのだ」と励ます。
その後オメガコンボイはユニクロンと同じ惑星サイズにまで巨大化し、倒すことに成功した。
界隈での扱い
「大きさの概念を取り払う」と語りながら、実際には同サイズになって戦うなんて質量保存の法則を取り払ったような対処法に対するツッコミも多いが、ファンの間では専ら作画ミスに対する心得のように扱われている。
トランスフォーマーシリーズでは初代の頃からメイン画像のサウンドウェーブのように変形でサイズの変わるキャラが存在していたが、明らかにそれとは関係ない場面で謎のサイズ変更が発生している場面が多々あった。
顕著な例が同作第19話『マスタービルダー』におけるデバスターで、グラップルとホイストを捕まえて穴に埋める場面では横から見たアングルで正面のメガトロンの倍程度だったのが、両者を騙して作り上げたソーラータワーの建造中に合体して頂上部分の彼等にパーツを渡したり、裏からほぼ同サイズで現れたりと、極度に巨大化している場面もあった。
こうしたサイズミスは他作品でも多く見られ、例えば『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』では、「本来1mもないサザビーの脱出ポッドがほぼサザビーと同サイズのνガンダム(21m)の掌より大きい」というミスが描かれ、これで計算するとサザビーがνガンダムの3倍近い70m程のサイズになってしまう。
また実写映像でCGモデルのサイズ比率をミスってとんでもない絵面になる事例もあり、14年版GODZILLAでは柳田理科雄氏が様々なシーンに置いて状況や周囲の比較対象との差から計算したところ、終盤の高高度突入する主人公の視点では倍近くのサイズになっており、空母と並んで泳ぐするシーンに至っては身長300mのアニメ版のゴジラ・アースを余裕で上回る400m超えになっていた)。