概要
ある日、花家大我の前に現れ、「ゲーマーMをぶっ倒して」と言う謎の少女・西馬ニコ。
どんな恨みがあるのかと思いきや……「6年前のゲーム大会で負けたリベンジをしたかっただけ」という極めて子供っぽい理由だった。
しかし、「仮面ライダーに変身してMをぶっ倒す」などと軽々しく口にしたニコに大我は激怒。「俺達は遊びでやってるんじゃない!」「一つしかない命を張って必死に戦ってるんだ」と叱りつけた。
そして自分のゲーム病を治すために戦う大我の姿を見てニコは態度を改め、「主治医」である大我に懐いては、行動を共にするようになるのであった。
大我がカッコよく決めようとしているところを横から出てきてドツキ倒し、「お前らのガシャットは大我が貰うからな!」と勝手に啖呵を切ったり、小星作に腹パンを見舞ったりとやりたい放題のニコ、それに振り回される大我のコンビは親子や兄妹のような微笑ましさで人気を博している。
幻夢コーポレーション元社長天ヶ崎恋氏からも、「素敵なアベックですねぇ」との評価を得ている。
仮面ライダークロニクル編では、クロニクルのプレイヤーになれないCRの面々の代わりにニコがライドプレイヤーとなったが、以降しばらくライドプレイヤーとしてバグスターに接近戦を挑むニコとそれを遠距離射撃で援護する大我という抜群のコンビネーションを見せるようになった。
また、ライドプレイヤーとして戦うことを認めるかどうかでニコと揉めた際に、大我が「(医者失格だと思っていた自分に)主治医だと言ってくれて嬉しかった」とカミングアウトしたことでプライベートの距離がかなり縮まった。
その後に続けて「ゲームが出来なきゃストレスだって言うんなら、もう止めはしねぇよ。ただし、 俺の側から離れるな 」と発言したため、視聴者からは実質プロポーズと比喩されたり茶化されたりし、伝説の台詞となった。
ニコの態度も軟化し、大我への好意をはっきり示すような場面も増えている。
そして、本編から数年後を舞台とした公式ノベライズ「マイティノベルX」序盤の、地の文でもある永夢の近況説明でも、「ニコがゲーム大会の遠征先であるアメリカで体調を崩したということで、大我がアメリカまで出張したこともある」と語られるなど、半ば家族に近いレベルでの付き合いは健在のようである。
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