※以下、アニメ未放送の内容のためネタバレ注意
「氷の華が散り尽くして漸く────大紅蓮氷輪丸は完成する」
「この姿は あんまり好きじゃねえんだけどな」
概要
卍解・大紅蓮氷輪丸の後ろにある氷の華が全て砕けたことによって身長が182cmまで伸び、成人の姿に進化した日番谷冬獅郎の形態。
この姿になる理由は本人曰く、自分が未熟ゆえに、この能力を使える年齢にまで強制的に成長させられている為とのこと。
真相(千年血戦篇のネタバレ注意)
実は三つの巨大な花のような氷の結晶が全て砕けない間はまだ完全に卍解しきっておらず、砕けることで本来の大紅蓮氷輪丸の能力を行使することができる(ちなみに、破面篇にて戦ったシャウロンは、氷の結晶について「卍解が解けるまでのカウントダウン」と見解を述べていたが、日番谷はこの事について肯定も否定もしていない)。
本人曰く、まだ未熟なためかこの状態になると少し老ける(実際は日番谷自体身体的に成長しきっていないため成長といった方が正しい)。阿散井恋次はあまりの変わりように「誰だ…!?」と発言し、朽木ルキアは日番谷冬獅郎の兄上だと勘違いしていた。
その能力は四歩の内踏みしめた空間のあらゆる物質を完全に氷結させ、日番谷本人に振れたものも短時間で氷結させるなど完全開放前の大紅蓮氷輪丸とは一線を画している。
技
- 四界氷結(しかいひょうけつ)
ジェラルド戦で使用。大紅蓮氷輪丸を解放して四歩のうちに踏みしめた空間の地水火風の全てを凍結する。
作中ではこの能力により奇跡を凍らせた(ジェラルドの希望の剣の奇跡をこの技を使わないで機能停止させている為機能停止は四界氷結以外でも可能)。
なお、死神代行消失篇の雪緒戦において、爆弾ではなく爆発そのものを凍らせられるという趣旨の発言をしていたりなど、伏線は張られていた。
余談
- ファンの間では、同じ~系最強の卍解・残火の太刀と比較されることがある。
- 攻撃力は現時点では敵うべくもない(それでも更木剣八の隕石すら粉々にする始解・野晒ですら刃毀れする程度だったジェラルドの希望の剣を真っ二つにする攻撃力)が、本人や周囲にリスクなく使えることや、凍らせた武器の能力を封じる『機能停止』の特殊能力の強さは、こちらに軍配があがるかもしれない(仮に山じいが残火の太刀でジェラルドの希望の剣を破壊した場合、ダメージ反射で山じい自身も死亡してしまう可能性が考えられる)。