プロフィール
概要
冥界三巨頭・天猛星ワイバーンのラダマンティス直属の冥闘士。他の部下達より主に近い、側近的な立場にある。ラダマンティスに対する敬意と忠誠心は極めて強いが、いささか忠誠心が過剰で暴走しがちである。またそのためか、活躍に恵まれない傾向にある。
聖闘士星矢
全軍冥界行きの命が下り、崩壊するハーデス城でラダマンティスを待ち続ける・ラダマンティスに対して無礼な物言いをする星矢を叩きのめし身の程をわきまえろと言う等、ラダマンティスに絶対の忠誠を誓う。
一輝の処理で訪れた第八獄・コキュートスにて氷に閉じ込められた星矢と遭遇。自分を倒せばアテナの聖衣を手に入れられると言って氷地獄から自分を解放させようとする星矢の口車に乗り、氷の中から救い出した。
当然諦めていなかった星矢と交戦し、寸前までコキュートスにて冷え切ってコンディション最悪な星矢を終始圧倒していたものの、アテナの存在を感じて小宇宙を再燃させた星矢に無数の蹴りを食らわされ絶命した。
聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話
第六魔宮・サタヌスで神の血を受け暴走状態にあるラダマンティスを見守るが、忠誠心が暴走しパンドラと戦った。結果ラダマンティス自身の手で誅殺される。この過程で、名前だけのネタ技扱いを受けていたスウィート・ショコラーテが描写された。
なお『ロストキャンバス』では冥闘士になる以前の少年時代からラダマンティスとは主従関係にあった模様。
聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
本作ではハーデスの不十分な覚醒等から冥闘士の復活はイレギュラーな状態で行われ、天哭星ハーピーは別人の朱春風が務めている。
しかし、冥衣自体の魂は彼と思わしき者が宿っており、本作でのワイバーンである翔一郎達と戦うための力を欲する春風の前に影として現れ、彼女の未熟さを煽り、怒りや憎しみを焚きつける。
同時に、彼女が怒りや憎しみを元にした邪悪な小宇宙による強い力を求めればいいのではなく、翔一郎を不安な顔にさせず、共に戦いたいと願いを改めた時には「怒りも憎しみもすべては我が主──ワイバーン様のためにあるべきだ」として彼女の魂と同調、同化。
それまで翼しか纏えなかった彼女が全身の冥衣を装着できるようになり、黄金聖闘士級の相手とも戦える強さを手にした。
春風は戦う翔一郎の姿を見た際に「ワイバーン様」という呼称を使い始め、同化してからは一番の部下を名乗るなど、本作の冥闘士の中でも魂の影響を受けている様子。また、ワイバーンの魂もラダマンティスらしいことが示唆されている。
なお、春風からの印象としてはイケメン。
技
グリード・ザ・ライヴ
両手を頭上で交差させることで、強力なエネルギー波を放つ。
スウィート・ショコラーテ
無数のハーピーを召喚し、対象の生命力や魂を喰わせる。