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天華百剣-斬-

てんかひゃっけんざん

「天華百剣 -斬-」とは、『天華百剣』を原作とした、DeNA製作のスマートフォン向けゲーム。
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※正確には「天華百剣 -斬-」と「剣」と「-」の間にスペースが入りますが、タグとして機能しないため、ピクシブではスペースを省略します


ストーリー編集

時は「銘治」。文明の発展に人々が沸き立つ華やかなる時代。その歴史の影で、刀剣たる少女、「巫剣(みつるぎ)」と闇に潜む怪物、「禍憑(まがつき)」との熾烈な戦いが日夜、繰り広げられてていた。


東京上野にある洋風茶房「めいじ館」に隊長として着任したあなたは彼女たちを率いる「巫剣使い」として、歴史の闇に立ち向かう。幾多の戦いを経て、仲間を救い出すあなた。しかし、闇はまさに日本を覆い尽くそうとしていた。


巫剣たちとの絆を胸に、今こそ運命にあらがえ!(公式サイトより引用)


闇を切り裂き、いざ咲き誇らん!

概要編集

2015年5月より電撃G'sマガジン(発行:KADOKAWA)誌上で開始された、刀剣美少女企画「天華百剣」を原作として開発された、iOS/Android端末専用ゲーム。


アプリの配信開始は2017年4月20日。配信元はDeNA

2021年6月15日、同年8月16日をもってのサービス終了を発表し、予定通りサービス終了となった


すでに実装を予定してカットが作成されていたにもかかわらず、実装されずに終わったキャラクターも多数あり、関連書籍で確かめることができる。

またすべてではないが、担当イラストレーターのSNSにて各キャラクターの設定画が、ゲーム終了後に公開されている。


ゲームシステム編集

任務編集

戦闘のこと。メインストーリーである通常任務と、期間限定イベントである特別任務に大別される。通常任務や一部イベント任務では、始まる前にフルボイス(主人公は除く)の会話シーンが挿入される。(スキップ可能)


戦闘システムは所謂ベルトスクロールアクションに近く、画面をドラッグで通常移動、スワイプで緊急回避を行う。

画面右下のボタンで通常攻撃、巫剣固有の得意技、換装可能の装備技、そして攻撃によって溜まるゲージで奥義を発動する。この他一部の巫剣には特殊行動が存在し、特定の動作で追加攻撃や技のゲージ溜めなどを行うことも。


戦闘に連れていける巫剣は最高3人。現在メインで使用している巫剣は右上最上段に表示され、下に配置された別の巫剣の顔アイコンをタップするとその巫剣と交代できる。


手動操作の他、オートも可能だが技と奥義の発動、交代は行われない。


操作している巫剣の体力が尽きてしまうと刃こぼれしてしまい、以後その戦闘には参加できなくなる。


巫剣編集

巫剣の個室を訪問し、親交を深める。

おもにアイテムを消費することでステータスを向上させる開花を始め、巫剣の装備を変更する、贈り物を送って好感度を上げる、フルボイスの固有エピソードを閲覧する、放置や連戦で不満、疲労状態になった巫剣を癒やすお手入れ、ホーム画面の愛刀や衣装を着替えさせたり背景を変更させたりもできる。


工房編集

巫剣が使用する技や装備(刀装と呼ぶ)を強化する。

素材アイテムを消費しての強化、不要な技や刀装の売却、限界突破を行う。

限界突破すると刀装はステータス、技は使用回数が増加する。


編成編集

任務に赴くための、三人一組の部隊を編成する。

部隊は壱番隊~伍番隊まで存在し、状況に応じてスライド移動やカーソルタップで切り替えることができる。


依頼編集

巫剣に様々な依頼を任せる。成功するとアイテムが手に入り、巫剣の好感度が上昇する。

巫剣によって得手不得手が存在し、得意な依頼を任せると成功率が上がる。依頼はプレイヤーからの提案のほか、巫剣自身から提案されることもある。


依頼中の巫剣をタップすると様子を見に行くことができ、会話中に恋愛ゲームのような選択肢が表示される。適切な選択肢を選ぶことで好感度が上昇する。


登場キャラクター編集

非常に多いため、主人公(プレイヤーキャラクター)および公式サイト掲載の主要登場人物のみ。詳細は公式サイトの巫剣名物帳や、百科事典内の巫剣の項目を参照のこと。


主人公チーム編集

聖十郎(名前は変更可)

ゲーム版の主人公であり、プレイヤーの分身。御華見衆の関東支部の一つである「めいじ館」に隊長兼店長として赴任するところから物語が始まる。巫剣に力を与える「巫剣使い」の力を持つ。生真面目で自己鍛錬を欠かさず、面倒見のいい性格。自身に禍憑を倒す力はないが、体を張るシーンは多い。


城和泉正宗(メイン画像中央) イラスト:兎塚エイジ CV:大野柚布子

初期巫剣の一人。越後、江戸と各地で数々の逸話を残す巫剣。実直さが垣間見える太刀筋は、まさに戦場に咲く一輪の華であるとその名を馳せた。困った人を見かけると放っておけない性質から、厄介事に首を突っ込んでしまうことが多い。

絵師の影響もあってかツンデレ


桑名江(メイン画像左) イラスト:天海雪乃 CV:高橋李依

初期巫剣の一人。生まれてすぐに農村へと預けられた巫剣。関ヶ原などの大きな戦いを経験してきたが、周囲で極端な吉凶が交互に起こるため、自分には運が偏っていると自覚する。

他人のために尽くす性格だが、若干天然気味で抜けているところもある。

スイカのようと言われたことがある。


牛王吉光(メイン画像右) イラスト:たかみ裕紀 CV:千菅春香

初期巫剣の一人。薬と医療に詳しい巫剣。過去に霊的な存在である白狐を斬り、その力を帯びたため、巫魂の力について造詣が深い。基本的に口数が多い方ではないが、自分の興味がわいたことには何にでも首を突っ込みがち。

割と公式でヤバイ薬を作る。


御華見衆司令部編集


めいじ館のサポート姉妹編集

七香 イラスト:深井涼介 CV:白石晴香

御華見衆の後方支援要員。ゲーム内では全体のナビゲーター役を務める。妹の八宵とともに支援班からの出向でめいじ館に訪れている。基本的に温和な性格。


八宵 イラスト:深井涼介 CV:白石晴香(二役)

御華見衆の後方支援要員。装備品を取り扱っている。ゲーム内では「工房」において技や刀装の強化役を務める。割と豪快な性格で姉を困らせている。


番組編集

出演声優陣によるウェブ番組を定期で配信している。


  • ざんなま

Youtube公式チャンネルにて生配信のウェブ番組。

定期出演者は、白石晴香(七香・八宵 役)、大野柚布子(城和泉正宗 役)、古賀葵(稲葉郷 役)、坂巻学(大尉 役)。


  • ざんらじ

Youtube公式チャンネルにて収録配信のウェブラジオ番組。

パーソナリティは古賀葵で、毎回、ゲーム出演者がゲスト出演する。


コラボ編集

既存のゲーム・アニメ・マンガとのコラボレーションイベントが不定期に行われている。内容としては、コラボした作品のキャラクター数名が本作にプレイアブルキャラクターとして実装され、本作のキャラクターとコラボ作品のキャラクターが交流する特別ストーリーが製作される。

コラボ作品は、角川グループ、取り分け電撃レーベルで展開する作品(あるいはそれを原作とする作品)が多い。



サービス終了について編集

本作は2021年の8月をもって4年の幕を閉じた。6月の公式アナウンスではTwitterのトレンドワードになり、隊長たちの「信じられない」「何故サ終してしまったのか」という嘆きの声が散見された。



過去に公式サイドでは小説「天華百剣-乱-」が正史であり「天華百剣-斬-」はそれにつながるスピンオフとして扱っていたが、「乱」に関する批判(詳しくは「乱」の記事を参照)を受けてか、パラレルワールドの話ということに方向転換した。

その結果、ゲーム内のメインシナリオは急なハンドル切りでストーリーが路線迷子となった。各章のあちこちに散りばめた伏線が回収されておらず、何者なのかよくわからないままフェイドアウトしたオッサンなどいくつかの謎を残すことになった。


2021年9月現在。ゲームが終了するまでに完結しきらなかったストーリーモードのシナリオが、小説としてカクヨム電撃GSアカウントにて公開されている


そちらの小説は佳境に伴いシリアスな展開が含まれているものの、めいじ館存続の危機に立ち向かう健気な巫剣たちと、苦悩しながら彼女を支える巫剣使いが比較的丁寧に描かれている。


関連イラスト編集

センシティブな作品


別名・表記ゆれ編集

天下百剣非常に間違われやすい


関連タグ編集

刀剣乱舞 しんけん魁‼︎:刀剣擬人化ゲームつながり。


城姫クエスト:同じ電撃レーベルの月刊コミック電撃大王を原作に持つソーシャルゲーム。


カクヨム:公式で二次創作が投降可能なサイト。そして、メインシナリオ第四部のその先もカクヨム上で掲載を開始している。

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