概要
言葉の意味
一般的な日本語としては、「二人以上の人が、ある場所に寄るように集まる」を意味する動詞『寄り合う』が、送り仮名が消えたうえで体言に変化したものである。
体言としての「寄合」は『同じ関係性や目的をもった人々同士が集まること』という意味で使われる。人々が強制的に集められたのではなく、自らの意思で集まるという点が特徴。
歴史用語として
- 鎌倉時代後期、北条得宗家が少数の主立った一族や評定衆などを集めて行った会議で、事実上の幕府最高意志決定機関。
- 室町時代、農民の自治的な会合。
- 江戸幕府の旗本のうち、3000石以上の非役の者。若年寄の支配に属し、寄合肝煎が監督。寄合組。
関連項目
※五十音降順