プロフィール
福岡一文字派の作とされている太刀。指揮能力に長け、一文字一家を長として率いる。
様々に形容される華やかな刃文の神気は、炎のごとき刻印と真紅の瞳に現れる。
上杉家に大切にされ、数百年公開されず秘密のベールに包まれていた。
「ああ、小鳥に呼ばれたか。上杉家御手選三十五腰のひとつ、無銘 一文字。号して山鳥毛だ。我が家の鳥たちは集まっているか?」
概要、という呼び名が少々気恥ずかしくもある。古臭いのでな。お許しいただこう。
2019年12月24日~2020年1月14日開催イベント『連隊戦』にて10万・20万御歳魂報酬として実装された。
当イベントの報酬には5万に謙信景光、8万に南泉一文字も設けられており、山鳥毛まで到達する頃には彼の関係刀剣が集められる。小豆長光難民は……鍛刀がんばろう。
山鳥毛の実装に伴い、刀派に「福岡一文字」が追加された。頭に福岡と付くのは、他にも吉岡一文字や片山一文字などに分かれるためと推測される。
因みに、カタギじゃない雰囲気があるとはいえ修羅の国の九州福岡県ではなく、現在の岡山県邑久郡(現・瀬戸内市)長船町の福岡のことなので取り違えに注意。
声優・絵師・刀剣ともに有名なため情報公開されてから注目を集め、なんとNHKニュースで報じられた。刀身と拵え共に国宝指定、刃紋は一文字で最も華やかかつ天下第一とも言われる等、高く評価される日本刀であるのを踏まえレアリティは久々となるホロ背景。これでレア5太刀で一部隊が編成可能になった。
身だしなみを、整えてこよう。
煤色(わずかに茶みのある暗い灰色)の髪と赤い瞳、グラサン、両腕と首の刺青が特徴。真剣必殺では刺青が赤く変色し、炎のごとき刻印の様相となる。
このグラサンと刺青がより一層、ヤーさん感が増す一因に。
また、「特『刀剣乱舞花丸』~雪月華~」で公開されたビジュアルでは小豆長光(身長188cm)よりも高い背丈であることがわかっており、後に発売された絢爛図録四によると189cmであることが判明した。
内番では前髪を少し下ろし、金が差し色の白いジャージを着る。上着を羽織り、サングラスはインナーシャツの胸元に引掛けている。
キャラクターの紋は、一文字と山鳥と炎が描かれたもの。
性格の力を示すとしようか。
一人称は「私」。渋い雰囲気の通り、長らしい貫録と落ち着きがある。
鳥の名前の刀剣であるのにちなんで、同刀派の刀剣を「我が家の鳥たち」、本丸を「巣」と呼ぶ独特の言葉使いをする。
審神者のことは「小鳥」と良い声も相まって乙女ゲームも斯くやな呼び方をする。若輩を可愛がるように優しく接し、主従の面においては「一文字一家の長ではあるが、君の持ち刀でもある。一介の部下という訳さ」と真摯に仕える姿勢も示している。
数百年公開されず秘められていた理由については、本人曰く恥ずかしがり屋だからとか。
仲間に対しては上司然とした態度で、戦闘においては「討ち入りだ!首を並べて武威を示せ」と凄みのある檄を飛ばして統率力を遺憾なく発揮する。
交流のある刀剣男士
同刀派。一緒に出陣すると回想『一文字一家の長』が発生。手合せで特殊会話発生。
我が家の鳥…ならぬ「子猫」と呼び、可愛がりつつも一文字一家の威厳を忘れない振る舞いをするように忠告する厳しさも滲ませる。南泉一文字からは「お頭」と恐れ敬われている。同刀派で並ぶとますますカタギじゃない雰囲気。
さらに、他の一文字の刀剣男士も追って実装されるフラグを立てた。
同刀派にして左腕。一緒に出陣すると回想『翼顕現 桜』が発生。手合せで特殊会話発生。
互いの事は「我が翼」「お頭」と呼びあっており、もはや完全にその筋の会話である。
山鳥毛からは自分だけで本丸全部に目を配るのは骨が折れるから手伝うよう、そして左腕ならば己の思うように振る舞うべし。といった意味ありげな命を下している。
同じく上杉家伝来。一緒に出陣すると回想『予想外の再会』が発生。
小豆長光は行方も実在も不明であるが、本丸はそんな刀剣とも再会できる貴重な場所であると溢す。
手合せで山鳥毛側が変化する特殊会話発生(共通)。
「同じ上杉家のよしみ」として面倒見の良さを発揮し、終了時にはその動きに懐かしさを感じる。
が、相手側は通常台詞なため、五虎退には旧知なのに怖がられたり、小豆長光とはお互いに動きを見合うカバディ状態になるのがじわじわくる。
余談だが…
キャラクターデザインが米米CLUBのボーカルカールスモーキー石井(石井竜也)氏に酷似していることから「カールスモーキー山鳥毛」と話題になっており、スタッフどころかご本人まで反応している。
また、中の人である井上和彦氏は山鳥毛実装時点で刀剣男士を演じる声優陣の中で最年長となる。