CV:大空直美
概要
ゲゲゲの鬼太郎第6期 第55話のゲスト。犬山まなのクラスメイト。
テニス部の2年生で、幼い頃からテニスを経験しており一流プレイヤーになる夢を持っているが、中学では指導者に恵まず他の未熟な部員たちと同じ基礎練習ばかりさせられる状況に不満を抱いており、つまらない練習をサボりながらも自分をもっと強くしてくれる指導者を求めていた。
放課後の校庭で一人練習している時に、テニスする者を強くするという妖怪「狒々(ひひ)」と出会い、地面にめり込むほどの強烈なサーブを放つ狒々の強さを身に着けるべく特訓を受けることに。
現代では弊害が多くて禁止されているうさぎ跳びや、練習中は水を飲ませないなどの、狒々によるスポ根特訓に着いていくなど、強くなるための努力は惜しまない性格の持ち主。
そして地面にめり込むほどの強烈サーブを体得して、地区大会では圧倒的な強さで優勝を勝ち取る。
だが全国大会では、体力や根性だけでは通用せず一回戦敗退してしまう。
過酷な指導に疲労を見せ始めるところへ「血反吐はくまでやる」と言われた優美は
「根性よりも技術教えてよ」と言い合いになるが、狒々から殴られてしまう。
犬山まなが庇い立てし、鬼太郎とねこ娘も介入。まなは優美を休ませる事に。
これ以上狒々のトレーニングを受けても無駄だと悟った優美は、マスコミを呼んで会見を開き、パワハラを受けたと告発。学校から1か月の謹慎処分を受けていじける「狒々」。
今度は川でかわうそが釣竿を振った姿を見かけて「すばらしいスマッシュだ」と直感した優美はテニスに無知ながらもかわうそをコーチにスカウトする。
その後、優美に狒々が絡みにくるもことごとくハラスメントのレッテルを貼られる。
ねずみ男が目を付けてマスコミに狒々の秘密の情報をチクってしまう。
マスコミ連中に攻め立てられてある事無い事を言われ、キレてしまう狒々。
鬼太郎が静止しあっけなくノックアウトされる。
かわうそに優美へのお別れの伝言を頼む狒々だったが、テニスを全く知らないかわうそも優美に捨てられていた。
乗り換えた次のコーチは誰かというとぬりかべで、鉄壁のディフェンスを伝授して優美を全国大会の優勝にまで導いた。
余談
狒々は優美は天才ではなく、嫌な事から逃げる根性のなさを克服させる事が必要だと説いていた。だが狒々のハードトレーニングをそのまま受けていたら体が壊れていた可能性が高い。
無駄な事はやりたがらないが、自分にとって必要な物はなにかと理解して、それを身に着ける努力は惜しまない、そういう点においては優美は天才だったといえる。