プロフィール
人物
サイコー達の中学時代の同級生で、中学時代はシュージンと学年トップを争うほどの優等生だった。
美人だが自分の才能を鼻にかけている雰囲気もあり、他の同級生達からは敬遠されていた。
高校時代には小説を書いており、『小説すばる新人賞』を受賞して出版業界の注目を集めつつある。ペンネームは秋名愛子。
シュージンに好意を抱いていたらしく、中1の時にシュージンに握手を求めて彼がこれに応じたため、それ以来、自分の告白が受け入れられたものと勝手に思い込んでいた。
そのため、見吉とは元恋のライバル。
結局その恋は叶わぬものとなったが、大学進学後も彼に対して一途な想いを抱いていた。
東応大学に進学してからもプライドの高さは変わらず、新妻エイジ達からは「昔(初めて会った頃)の蒼樹さんそっくり」と笑われることもあったが、その一方で「自分でやると決めたことは必ずやり通すタイプ」とも評価されている。
しかしそんな態度の裏でシュージン同様打たれ弱い繊細な一面もあり、一時「+NATURAL」が低迷していた頃は順位の下降に引きずられるかのように徐々に作品も勢いを失い、あと少しで筆を折りかねないほどにまで追い詰められてしまった。
元々は、自分の本の売り上げが「擬探偵TRAP」の単行本に遠く及ばないことを知ってもなお、漫画家は小説家よりも劣った職業であると一方的に決め付け、あえて漫画原作に挑戦することでシュージンの気を引こうとした。それが漫画業界に来た切っ掛け。
初代担当は亜城木夢叶と同じく服部哲。ネームは書けないためストーリーを手掛けることになったが、その実力と挑戦する意気込みは服部を唸らせた。
初めて少年誌向けに書いた原作「+NATURAL」を、新妻がネームにして編集会議に出され、連載権を獲得した。
シュージンが香耶と結婚した後は、担当の服部に対して打ち合わせの度にアプローチをかけていた。
服部が亜城木の担当になってからは彼らを逆恨みし、ジャンプから彼らを引きずり下ろすことに躍起になったが、新担当の港浦に諭されてからはシュージンを激励したりアドバイスを送るなど、良きライバル関係を築きつつある。
作画担当の新妻とも最初は擦れ違いが多かったが、彼が自分の才能を認めていることを知ってからは積極的に接している。
また「PCP」に勝つために「CROW」と「+NATURAL」のクロスオーバー企画を行うことを、何日にもわたって申し入れた。この時、周りには岩瀬が新妻を口説いていると思われていた。