概要
1982年1月10日から12月19日まで放送されたNHK大河ドラマ。
堺屋太一の同名の小説を原作とし、大石内蔵助を主人公とした赤穂浪士の討ち入り事件、所謂「忠臣蔵」を再構成したもの。
企画・制作
堺屋太一の同名の小説を軸に、赤穂事件を現代的に描いたもの。
脚本には、当時デビューして間もない冨川元文が史上最年少で抜擢された。これが原因かは分からないが、これによる各回のサブタイトルは主に名詞形を扱っていた当時としては珍しい動詞形が用いられたユニークなものであった。(例:「眠れない夜」、「水戸黄門がんばる」、「内匠頭あぶない」など)
配役では、主演にベテランである緒形拳を起用した一方、他のキャストには当時人気絶頂だった次世代のアイドルが多数起用されている。
また、女性単独での語り手は本作が初である。また、大河ドラマで過去の作品と同じ主人公が使われたのも本作が初。
主な出演者
スタッフ
原作:堺屋太一『峠の群像』
脚本:冨川元文
音楽:池辺晋一郎