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企画・制作

少し前から「昭和59年から大河ドラマは近代路線に移行する」というタイムテーブルのもとに製作され、時代劇大河最後の作品として知名度が高いながらもまだ大河化されていなかった徳川家康を主人公に据えて企画された。

原作については山岡荘八作の小説『徳川家康』ほど素晴らしいものはないという結論に至り、これを原作として企画がスタートした。

内容もこの原作に忠実に、今までは陽気な秀吉に比べて家康が謀略家としての面が強調されていたのを、平和を求める求道者として描いている。

だが、原作が大作であっただけに盛り込まれたエピソードの数も多く、決められた放送回数の中では一つ一つのエピソードが希薄になりがちであった。

主な登場人物

※1:おんな太閤記では前田利家を演じていた

※2:真田丸では本多正信を演じている

※3、※4:独眼竜政宗でも勝野氏は再び秀忠を演じたが、兄・信康を演じた宅間氏が今度は秀忠の息子の徳川家光を演じている。また勝野氏は葵徳川三代では井伊直政を演じた。

※5:第1回ゲスト。後に武蔵MUSASHIで家康を演じる

※6:独眼竜政宗ではねねを演じている。

※7、※9:演者は実の兄弟。津川氏は後に独眼竜政宗と葵徳川三代で家康を演じる

※8:葵徳川三代では家康四男の松平忠吉を演じた。

※10:おんな太閤記で母親のお市を演じた。なお、夏目女史はこれが最後の大河ドラマ出演となった。

※11:春の坂道では加藤清正を演じていた。

※11:独眼竜政宗においても再び幸村を演じた。

※12:武田家繋がりで武田信玄では武田家臣・阿部勝宝を演じている。

スタッフ

原作:山岡荘八徳川家康

脚本:小山内美江子

音楽:冨田勲

関連タグ

大河ドラマ 徳川家康

春の坂道…1971年大河ドラマ。脚本は山岡自身が「徳川家康」をベースにした書き下ろし作品

独眼竜政宗…1987年大河ドラマ。「徳川家康」のスピンオフである「伊達政宗」が原作。

葵徳川三代…2000年大河ドラマ。平成における家康を主役に据えた大河ドラマ。何人かの出演者が共通。

どうする家康…2023年大河ドラマ。令和における家康を主役に据えた大河ドラマ。新説を積極的に取り入れたため作風は真逆だが劇中における乗馬シーンが合成という類似点もある

峠の群像徳川家康山河燃ゆ

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