帰滅を裁定せし廻剣(マハー・プララヤ)
- ランク:EX
- 種別:対界宝具
- レンジ:100
- 最大捕捉:レンジ内全て
「星は縮小し、悪は剣によって裁かれる。」
「世界の歯車は壊れた。今こそ粛清の時、今こそ壊劫の時。我が廻剣は悪を断つ――『帰滅を裁定せし廻剣(マハー・プララヤ)』!!」
マハー・プララヤ。
アルジュナへ『対邪悪』と共にもう一つ与えられた力。
それがこの『帰滅を裁定せし廻剣』である。
悪を滅ぼすため、世界を終わらせるため、彼は全ての最後にこの剣を振るう定めである。
剣を振るえば、世界全てを消滅させる。
マハー・プララヤとは梵天が死ぬ際の宇宙が帰滅することを指す。
すなわち「壊劫」である。
さすがに天下無双のアルジュナといえども、サーヴァントとして召喚された状態では、この剣の力を完全に発揮して、振るうことはできない。
だが凝縮・限定された破壊を発生させるという点では、汎人類史の彼が扱う『破壊神の手翳』と同じであり、アルジュナは使い心地をそれほど悪くないと考えているようだ。
ホームズ曰くこの時観測できた魔力量は信じられない程圧倒的で馬鹿げた魔力量であり、この異聞帯全域を破壊すると言われれば、なるほどそれに足るだろうと納得するぐらいにはあるという。
宝具という言葉ですら説明できないレベルの莫大で膨大過ぎるエネルギーであり、カルデアの観測機器がいくつもオーバーフローを起こすほど。
ちなみにイラストを担当したpako先生曰く、彼の肩に浮いている二つのポータルらしきものがこの「廻剣」であるとのこと(本人のtwitterより)。
実際に宝具を発動するとこの装備が連結、変形することで光の刃を顕し巨大な廻剣が現れる。
EXTRA ATTACK時には変形して弓になり、アーチャー時にも使っていた『炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)』の名で呼ばれる。
元のアルジュナの『炎神の咆哮』が変質したか、吸収されてその機能を備えているなどの可能性が考えられる。
また、『炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)』から雷の矢を放っているが、この雷の矢は元はインドラ由来の物と思われる。
強さの所以
この宝具、バトルでもかなりの超性能を誇り、スキル『対邪悪(特殊)』を発動した状態でこの宝具を撃てば大体のエネミーは一撃で吹き飛ぶ。
その理由についてだが、まずこの宝具はダメージ前に「バスター耐性ダウン」が付与される。
次に『対邪悪(特殊)』は発動すると「攻撃力アップ」の他に「弱体化特攻」が付与される。
そしてこの「弱体化特攻」、あらゆるデバフに反応する。
この特攻が入った状態で「バスター耐性ダウン」がダメージ前に入るこの宝具が撃たれればどうなるか。
即ち、「バスター耐性ダウン」に「弱体化特攻」が発動し、
元々の火力+バスター耐性ダウン+攻撃力アップ+弱体化特攻=超威力の攻撃
が成立することになり、これが全体にダメージが入るため大体のエネミー軍はこれを撃つだけで吹き飛んでしまうのだ。
周回やクラスがバラバラなエネミー軍が登場した際は是非とも頼ろう。
ただし敵、とりわけボスエネミーなど強い状態異常耐性持っていたり、弱体無効などを持っている場合、バスター耐性ダウンがレジストされ当然ながら威力も大きく削がれてしまう為注意が必要。