生没年 寛永10(1633)年~承応3(1654)年
在位 寛永20(1643)年~承応3(1654)年
幼名は素鵞宮(すがのみや)、諱は紹仁(つぐひと)。
概要
第108代天皇・後水尾天皇の第4皇子として誕生。母は園光子(羽林家・園家の出身)、養母は東福門院、異母姉は第109代天皇・明正天皇。
寛永20年、姉の譲位を受けて即位。
承応3年、在位のまま崩御。異母弟の高貴宮を猶子としており、没後に霊元天皇として即位した。
人物
文武両道に優れており、また朝儀再興にも熱心で、正保3(1646)年には「神宮例幣の儀」を復活させている。
また反幕思想もあったことから、幕府に毒殺されたとの俗説がある。