怪獣は何故現れるのか
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かいじゅうはなぜあらわれるのか
怪獣は何故現れるのかとは、ウルトラマンマックス第29話のサブタイトル。
「自然界のバランスが崩れ、それまで人間の想像の存在でしかなかった怪獣が本当に現れ始めました。しかしでは、人間は怪獣をどのように想像してきたのでしょうか?これから30分、貴方の目はあなたの身体を離れ、この不思議な時間に入り込むのです」
東京・渋谷のテレビ局で各界の著名人を集めた討論番組「緊急討論怪獣は何故現れるのか」が収録されていた。DASHからもヨシナガ教授がコメンテーターとして出演する。
そんな中、地底から牙が一本折れている怪獣ゲロンガが現れる。喫茶店のテレビで番組を見ていたカイトとミズキは慌てて出動しようとするが、マスターの西郷保彦は「あの牙は私が折った」と謎の言葉を口にする。
ゲロンガの姿を目にしたSF作家の佐橋健二は40年前の記憶を呼び起こす。
40年前、佐橋がまだ若手の俳優だったころ、円谷プロダクションが製作していたのちに「ウルトラQ」と改題されることとなる「UNBALANCE」が撮影されていた。その中の一つ妖怪牛鬼を題材とした「山椒ラウスの逆襲」の収録中、古びた坑道の中で本当に怪獣の首が発見されたのだった。その怪獣こそゲロンガなのだ。40年ぶりに姿を見せたゲロンガ。その姿に佐橋は怪獣は何故現れるのかという答えにようやくたどり着いた。
- 作中番組を収録していたテレビ局KCBは『ウルトラマンガイア』に登場するテレビ局と同じ名前。
- ゲロンガが出現する場面のBGMはかのZ級映画「プラン9・フロム・アウタースペース」のテーマで有名なフリー音源である。
- 今作にはコメンテーターとして『ウルトラマンティガ』第5話・33話に登場したオノダ記者を演じた上田耕生という人物がいる。演者は異なるが。
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