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とある微小特異点での天草四郎の衣装。まず形から入りました、とは本人の言


概要編集

2021年CBCイベント聖杯怪盗天草四郎〜スラップスティック・ミュージアム〜に登場した天草四郎の霊衣。


聖杯を保管している美術館の警備状態、および張り巡らされている罠を把握するため初っ端から単身乗り込んだ結果、聖杯の影響で戦闘力と宝具を一時的に失ってしまった。ちなみにこの結果は、「返り討ちに遭ってきます」という本人の台詞から戦闘力を奪われること込みで想定していたようだが、一歩間違えれば警備員に殺されており、自分の命で博打をする無茶をしたということでマスターからめちゃくちゃ叱られた。

しかしこの“博打”によってサーヴァントの戦闘力が通じない事も分かった為、戦わず盗んで回収する方向に切り替え、まずはそれらしい格好を・・・という理由で用意した。


ただし、霊基の性質まで変化させたカーミラとは違い、そのあり方は所謂コスプレに近い。

怪盗向けの能力や技術も特に備わっておらず、劇中の活躍も「怪盗らしい」というより「彼らしい」という手腕であった。

ストーリー中で聖杯を守る斎藤一に向けた「日本の剣客であることがわかればそれで充分」という台詞を見るに、日本人であれば知っている可能性が高い島原の乱の主導者・天草四郎という人物が何故か怪盗の格好をして(しかも鬼退治で有名な渡部綱も引き連れて)聖杯を奪いに来たとくれば、日本人である斎藤が混乱して聖杯への注意が削がれるであろうことを想定していた可能性も高い。


怪盗モードの彼は、カッコイイ装いとは裏腹に専用セリフはハイテンションとおちゃらけ度満載で、本人も口にしている華麗さと優雅とは180度真逆。

また、バトル中の宝具カード選択の台詞には彼の幕間の物語でネタにされた迷言が採用されている。


「99.9%勝ちます!」


某マジシャン怪盗と履き違えているのか、それとも年齢的に『怪盗』ネタが楽しすぎて変な方向にイッちゃったのか・・・・。


恐ろしいことに、この状態でも彼の心象風景は燃え盛る島原であるため、特に別の世界線の時からの彼の精神状態を知るプレイヤーの中では「躁鬱の『躁』の状態なのでは?」と考える者も現れるなど、逆に心配される始末に。

兎にも角にも、楽しそうで何よりである。


容姿編集

赤いネクタイを締めたロングジャケットのブラックスーツに裏地が赤の黒マントと赤のストラ風ショール。赤いリボンのシルクハットを被り、黒手袋に黒のステッキを携えた怪盗紳士な装い。シルクハットにはドミノマスクの飾り付き。

左眼には必須アイテムのモノクル、胸元にはシルバーキーのネックレスとネクタイピン付きでさり気ないオシャレも欠かさない。


余談編集

本イベントと同時実装した概念礼装の一つが某復讐者探偵シリーズである。


『Fate/Grand Order material Ⅻ』に記載されている担当イラストレーターの近衛乙嗣氏のコメントによると、セイントグラフにいる黒い鳩は借りてきた子らしい。


関連イラスト編集

天草四郎聖杯怪盗天草四郎

怪盗天草四郎天草


関連タグ編集

Fate/GrandOrder 霊衣開放 天草四郎(Fate)

怪盗

アルセーヌ・ルパン:衣装のイメージ的にはこの人だろうが、中身はむしろ完全に孫の方

ペルソナ5:赤と黒の衣装かつ怪盗から連想したマスターもいる。

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