CV:鷄冠井美智子
概要
5話より初登場する長野県木曽市に住む小学5年生。『シンカリオンZ_E7かがやき』及び『シンカリオンZ E7アズサ』を動かすシンカリオン運転士候補生のひとり。デコの広さと太眉が特徴。性格はE7かがやきの先輩運転手であるツラヌキとは正反対に温厚で落ち着いた感じである。普段着は水色のヘアバンドと、黄色ラインの紺ジャージ姿で地下足袋姿(但し、両親との直接交渉では制服姿であった為に私立に通っていた可能性が有る)。体格的にはタカトラに近い。他人から伝える為の一人称は「自分は~」。虫が大の苦手で虫よけスプレーを常備する(シン達と遭遇した際には制汗スプレーと言っていた)。
元々は東京都に父『キリカブ』母『コズエ』と住んでいたが、通っていた学校で仲のいい友達が大怪我を負いそうな所を助けた際、逆にその友達に怪我をさせ、誤解を解く事が出来ず学校内で悪評が広がり、友達を作る事にトラウマを抱くようになり、現在の木曽山中へ移り住む。以降は樵を営む祖父『マサカリ』の元へ見習いとして暮らした末、樹木に関する知識が豊富になる。子供でも不向きな斧の扱いもお手のもの。森の木々と自然を愛するが故に、破壊する輩に対しては普段の温厚さが消え、穏和な性格から一転怒りを露にする。
シンカリオンとの適合率も高く、アブトすら太鼓判を押せる程に信頼されている一度はシンカリオンZに乗って怪物体を退けたが、上記の過去もあり彼らを避け、継続する事を拒み辞退。そのまま駅を後にしている。
その後、再びシン達が訪れた事で改めて仲間に誘われるもまたしても断るも、祖父からシンの真意を聞いたことで再びシンカリオンに乗る決意をして怪物体『ゼッタイウンガイキョウ』との戦いに参戦。しかし、見た目が虫に見え恐怖に怯えてしまうも、シンとの友情を信じ、勇気を振り絞り撃退。これを機に正式に運転士となり改めてシン達と友達になるが、虫を克服したと思いきや結局は苦手なまま。
劇中シンやハナビ共々シマカゼから空手の手解きを受け、高いセンスを見せた為最終話ではリュウジから空手の才能があると好評価を受けている。
名前のタイジュは、東武鬼怒川線を走る「SL大樹」に由来する。
関連項目
車弁慶:少し似た様なロボットパイロットチームの3人目で気は優しくて力持ち繋がりである。東映アニメ版などでは前任者と比べて若干おっとりした性格なのも共通している。
牛込草太郎:一人称、武器が斧、パワータイプなど共通点が多い特撮キャラ。