「海,是魚的世界。 島,是人的墳場。」
日本語訳:海は魚の世界。島は人間の墓場。
概要
称号:海境主(かいきょうしゅ)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂靖玄錄下闋」に登場した敵対種族・鱗族(りんぞく)の一員。
鱗族の守護者にして大司祭。雷や風雨など、天候を操る能力を持つ。
地位は皇鱗と同格で、鱗族の母体である血鯤鯩(けつこんりん)に忠義を尽くし、その命令に従う。
プロフィール
人物
鱗族の大司祭。気まぐれな性格で、話す言葉がコロコロ変わる。一人称は「鯪」。
青い長髪に白いフードをかぶり、胸板と腹筋を露出する衣装を着ている。鱗族の母体・血鯤鯩から、守護者の地位を授かり、鱗族での地位は王者の皇鱗と同格である。血鯤鯩に忠義を尽くし、心酔している。皇鱗が領土拡大のために、苦境を侵略するのに対し、新海鯪は鱗族を存続させるために働く。
登場の初期は海で筏に乗り、魚と共に出現する。苦境の海の環境に嘆く場面が多くみられる。南域を中心に、鱗族と人間が交戦する中、鱗族の一員として戦う。主な戦績には、血鯤鯩を吸収しようと、狙ってきた幽玄虛淵の権力者・幽玄剋天守を殺したことが挙げられる。
鱗之子である風雲兒が劍謫仙の伝承を得て、血鯤鯩と平和交渉を行ったことで、鱗族と人間の戦いが終息する。その後、血鯤鯩の意識が風雲兒の体内に眠った。新海鯪は血鯤鯩に心酔するあまり、「霹靂兵烽決」では猂族と結託して、風雲兒の体内に眠る血鯤鯩の力を奪い返そうと画策。だがその努力もむなしく、失敗に終わった。
中原で人間と猂族の戦いが一段落したあと、新海鯪が悪の組織・六蝕玄曜(ろくしょくげんよう)に攫われる。六蝕玄曜の一人・神荒子が猂族の力を回収し、同時に新海鯪が持つ鱗族の力を吸収した。以降は消息が途絶え、生死不明になる。
六蝕玄曜が本格的に動き出した「霹靂兵烽決之玄象裂變」にて、再登場を果たす。悪役である神荒子ら六蝕玄曜に加担して、中原の武侠たちと戦った。虛塵寰界の解除後、六蝕玄曜の一人・太曦神照の下につき、南武林の各地を転戦する。最後まで六蝕玄曜に加担する理由は不明のまま、道軒眉に成敗され、死亡した。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(新海鯪)※中国語