「倚空絕壁,秋水凌雲尺,天地一笑無用,道與劍,幾時極。
傲霜慣北枝,荷醒擎雨時,試問謫仙何處,恆山外,遠煙碧。」
概要
称号:恆山(こうざん)
「霹靂布袋戲」の登場人物。
「霹靂靖玄錄」シリーズのキーパーソンで、「霹靂兵烽決」以降に活躍する靖玄客たちと深く関わっている。
南域で伝説を残した仙人。苦境に脅威をもたらす「七大神秘」について調べ、それらを対処すべく、「靖玄錄計畫」を立てた。南域を守るために行方不明になり、やがて故人になった。
本編では回想シーンに登場することが多い。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂靖玄錄下闋 第28章 |
根拠地 | 恆山 |
身分 | 天竅の守護者、靖玄錄の創始者 |
家族 | 月無缺(弟) |
友人 | 琴狐、月琴老人、玉龍隱士、天嶼劍尊 |
弟子 | 攀玉趾、滌瑕快劍、舒龍琴心 |
仲間 | 歧天人、青玉鏡 |
伝承者 | 風雲兒 |
武器 | 軒昂劍龕(けんこうけんがん) |
所有物 | 仙羽宿一(羽扇)、斗轉星移、玉清龍劍 |
人物
中原より南に位置する「南域」で伝説を残した仙人。南域の守護者「軒昂五璣(けんこうごき)」の筆頭を象徴する剣・軒昂劍龕は本来、彼の武器である。攀玉趾や滌瑕快劍など、南域を守る正道の剣士たちは、その弟子にあたる。それ以外に、琴狐たち舒龍一族や天扇子を危機から助ける実績も見られる。
苦境に脅威をもたらす「七大神秘」について調べ、それらを対処すべく、「靖玄錄計畫」を立てた。友人の月琴老人に靖玄客(せいげんかく)を集める使命を託し、靖玄島を拠点に、迫りくる七大神秘に対抗する準備を行った。「靖玄」とは、「闇を平定する」という意味である。
かつては五巔之戰に参加して、七大神秘に属する天地主宰や猂族と交戦し、勝利を収めた。その後、七大神秘の一つ・鱗族が南域に侵略する。鱗族の母体・血鯤鯩(けつこんりん)と碎骨銀河で交戦する際、行方不明になり、やがて命を落とした。
生前に僅かな力を軒昂劍龕や靖玄島などに残し、以降は神元などに介して、強敵と戦う際に顕現する。鱗族との戦いを経て、風雲兒が伝承者になって、劍謫仙の精神を引き継いだ。靖玄客になった風雲兒は、七大神秘と戦い、数々の難関を乗り切っていく。
気高い仙人だが、家族思いな性格で、弟の月無缺を大切にしている。心臓の機能を失った月無缺を救うため、猂族の武将の心臓をえぐって、月無缺の心臓を取り換えた。また、幼少期の月無缺を守るため、いじめてきた子供・韶無非(雪之狼)の背骨を断ったこともある。以上のように、弟のためなら、過激な手段を取っても惜しまない一面も見られる。
余談
名前の「謫仙」について、元々は「天界から追放された仙人」を意味する単語。それに転じて、「仙人のような気質を持つ人間」をたたえる褒め言葉としても使われる。実在した人物には、唐の李白や、宋の蘇軾などが「謫仙」として称えられた。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(劍謫仙)※中国語