概要
昔はカメラなどの機材が低性能だったため今より番組数は少なかった。巨大で短時間しか記録できないテレビカメラでロケをするのはかなりの労力を要した。そんな中で数多くの旅番組を制作していたのがテレビ東京だ。
1990年代にカメラの小型化が進んで制作しやすくなっていった。視聴率の低下により制作費を安く抑えられるという点も旅番組の増加に拍車をかけた。旅番組の作り方も大きく変わり、かつては事前にスタッフが行き先を決めておき、出演者は人気が少し(「かなり」の場合もある)落ちてきたようなタレントが多かった。しかしこんな番組では面白くなるはずがない。現在では行き先を事前に決めず、ぶっつけ本番でその場で撮影交渉をする番組が増えている。
2020年には一転してコロナ禍で苦境に立たされた。ロケが困難になった場合、過去のアーカイブを流す場合がある。
または、現地の人をリポーターとして、リモート中継という方法もとっている。
列車やバスにアニメなどのキャラクターがラッピングされた車両が走っていることがあるが、旅番組にこのような車両が登場してもボカシを入れられることはまずない。「車両を撮影したらたまたま他社の広告が映り込んでいた」だけでしかないため。
ただし、選挙ポスターには確実にボカシが入れられる。
主な番組
土曜スペシャル(ローカル路線バス乗り継ぎの旅などをはじめとする旅番組枠)
街ブラ
旅というほどでもない近場を中心に巡る番組もある。こういった番組は街ブラと呼ばれる。