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日中友好

にっちゅうゆうこう

日本と中国(=中華人民共和国)の友好を目指す思想・態度

日本中華人民共和国との友好を目指すこと。日中の友好ムードは70年代の日中国交回復後に盛り上がり、80年代には日本文化のルーツ(の一つ)である中国に親しみを感じる人々が多かった。日中戦争への賠償を兼ねて行われた日本の資金・技術援助は、「改革・開放」を旗印に成し遂げられた中国の経済発展において大きな役割を果たした(当時はソ連と中国は微妙な対立関係にあったので、日米にとって最大の仮想敵国であるソ連への牽制、という意味もあった)。

一時期はまぎれもない友好国であった日本と中国が対立を孕むようになるきっかけは、1989年に天安門事件が起きてから。日本の世論は経済の開放は進めても社会の民主化を頑なに拒む中国に不信感を持つようになる。

日本では財界が日中友好を強く求めたためもあり、日本の経済協力はその後も続き、民間での交流の機会も増えていくが、日本をしのぐ大国として影響力を強めていく中国を警戒する「中国脅威論」も強まっていく。そして、冷戦後多国間外交を重視する傾向となった他国とは逆に日米同盟一辺倒の外交方針へと傾斜していった。

一方中国では、国外への影響力強化を狙って日本と競合する機会が増えるとともに江沢民時代に反日教育を行うようになり、ドイツフランス韓国など他の先進国とも関係を深めるようになった。

2010年以降、尖閣諸島問題の露呈をきっかけに、それまで政治的にはぎくしゃくしながらも、経済・社会では深い関係が続いていた日中の関係は破局寸前の事態となり、日本で日中友好を唱える(=親中派ととられる)ことが、多くの人々から反感を呼ぶようになってしまった。

それでも、日中の交流は絶えることはなく、台湾香港などを含めた中華圏の文化に関心を寄せる人は多い(今の日本では中華文化や台湾が好きでも,中華人民共和国は嫌いという人は多いが)。

pixivでも日中友好の取り組みが続けられている(→こちら、日中友好委員会です。)が、上記のような政治的な話題は避けることが推奨されている。

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日米同盟
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