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一人っ子政策

ひとりっこせいさく

ここでは、中華人民共和国で行われていた一人っ子推奨政策について解説。
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概要

この政策中華人民共和国にて急激に人口が増加したために、一部例外も認めたうえで極力一人っ子にするようにして人口削減を推進しようという政策。1979年から開始されたが、諸問題が存在したため2014年に緩和され、2015年には事実上廃止されているが、政府主体の計画的な出産自体はいまだ存在している。

詳細な説明

政策以前

中華人民共和国の成立後、当初は結婚の自由および中絶禁止など、人口の増加政策を行っていたが、1970年代までは環境が厳しいため人口が伸びなかったり、抑制策をとろうとすると大躍進政策文化大革命など人口増加を是とし逆に人口が減る政策もあったためそれほど問題とはならなかった。ところが、1970年代になると人口の増加が逆に環境に影響を与えるほどとなり、また平均寿命の15歳程度の増加など、「人が多すぎる」状況となってしまった。

政策の説明

この政策は以下の4つに分けられる。

  • 晩婚……結婚適齢年齢を引き上げる
  • 晩産……妊娠の年齢を引き上げ
  • 少生……できるだけ一組の夫婦からの子供を少なくする
  • 稀……2人の子供の間を延ばして4年前後にする
  • 優生……障害を持つ子供が生まれることを防ぐ

各種優遇

一人しか子供を産まない、という宣言を行った場合、各種優遇を受けることができる一方、その宣言をしない場合子供の養育や治療にかかる費用は夫婦もちとなり、罰金まで取られることになり、さらに、「婿入りの奨励」、「子女が父母どちらのをも自由に証することができること」、「夫婦別姓権利」、「家庭内における地位遺産についての男女平等」、「嬰児の溺殺その他の虐殺行為の禁止」が定められ、離婚もしやすくなったとされる。また、地域人種によっても差異が存在し、例えば少数民族に関しては第二子が認められることが多かったとされる。

利点

この政策により、人口の増加は抑制され、また男女間の人権に関しても一歩前進したとされる。

諸問題

しかしこの政策にはいくつかの問題が存在した。それにもかかわらず2015年まで続けられたのは罰金がおいしかったから、という話である。

少子高齢化

夫婦が1人の子供しか生まない場合、彼は2人のと4人の祖父母を面倒見なければならなくなり、人口比がいびつとなり、急速な少子高齢化が加速、これは実施された1970年代からの科学技術の進化により死亡率が低下し、寿命が増加したことも原因の一つである。

子供を失った親

授かった子供が事故病気死亡した場合、それ以上子供を産むことは基本的に認められず、このことが新たな問題となっている。

小皇帝

加えて6人の保護者から一人っ子に過剰なまでの愛情を注ぎこんだ結果わがまま放題に育てられ、彼らの協調性の不足などが指摘されたり、過剰なまでの期待を押し付けた所為で心が押しつぶされたりする等の問題も発生した。

闇子

戸籍に載らない「闇子」と呼ばれる状態で育てられたり( 場合によっては子供のころからの奴隷という状況になることも )、子供のいない夫婦に事実的な人身売買されるなど、制度の有名無実化指せるようなことが発生しており、さらに戸籍が無い子供が犯罪組織にに利用される事が激増した( 戸籍が無い=存在しない人間なので誘拐等の事件の対象となっても成立しない場合が多い、また政府が把握できない人物は非合法的なことを行うにはいろいろ都合がよいことがあげられる )。

男女比の不均衡

本来人間の男女比は肉体的な差により女子が少し多くなるといわれるが、この政策の実施中には男子の割合が増加する、という事態になったとされ( 怪文書的内容 )、これは中国の伝統的な考えではを継ぐべき男子のほうが価値があるとされ、女子であると発覚した時点で理由をでっちあげて中絶、あるいは人工的な流産といういわゆる間引きが行われた疑惑や、出生時は男子が多いが死亡率も高いためバランスが取れるがそれが技術の進化により抑えられたなどの理由が存在する。

関連項目

中華人民共和国 政策
明るい家族計画

参照

wikipedia:同項目

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