概要
元々は、北海道の開拓のためにヨーロッパからペルシュロン種とブルトン種が輸入され、開拓の原動力として大きく貢献した馬たちが後にベルジャン種を導入し、混血を重ねたばんえい競馬、農耕、馬車曳き、林業の丸太運搬などのための馬となったのが日本輓系種なのだが、この品種の定義が成立したのは2003年以降の生産馬と最近の話でそれまでは「半血種」と呼ばれていた。
血統
どういう血統が日本輓系種と呼ばれるか。
- 両親ともに日本輓系種だと当然ながら日本輓系種になる。
- 半血種同士の交配も日本輓系種になるのですが、2003年以前に生産された馬は半血種となる。
- 半血×輓系種の組み合わせも日本輓系種になる。
- 純血×輓系種の組み合わせは昔はペル系などと呼ばれていましたが今はこれも日本輓系種となる
つまり、両親のいずれかが半血種または輓系種であれば全て日本輓系種となる。
関連タグ
イレネー:フランス生まれのペルシュロン種牡馬。1910年に日本に輸入されると後継種牡馬が大いに繁栄し、現在のばんえい競馬の基礎を作り上げた。その功績を称え、『イレネー記念』が帯広競馬場で施行されている。