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日本面(鉄道)

にほんめんのてつどうへん

日本独自の発想で生み出された様々なもの(日本面)のうち、鉄道に関するもの。
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  • 以上からも分かる通り、JRグループ大手私鉄を筆頭に日本の鉄道事業者は濃淡はあれど、日本面に染まっていないところはないと言っていい。
    • ちなみに有名っちゃ有名だが、今や英国紳士が裸足で逃げ出す日本鉄軌道界だがそもそも日本人に与えちゃいけないオモチャを与えたのはイギリスである。

共通編編集

  • 十河信二:第4代国鉄総裁にして「新幹線の父」と呼ばれる人物。そして女房役の島秀雄ともども日本鉄道界を電車キ◯ガイにした張本人。この2人がいなかったら新幹線はおろか日本の鉄道事情はまったく違ったものになっていったと言っても過言ではない。その実績の根底にあるものは、日本面の記事の冒頭にある日本社会の悪弊を持ち味のスゴミでことごとく蹴り飛ばしたことにあると言う。これほどの人物は、しばらく日本には出てこないかもしれない
  • 電気機関車にツリカケ式以外を用いるともれなく何らかのケチがつく件:国鉄~JR、私鉄問わず日本の鉄道業界ではほぼ必ずと言っていいほど発生する現象。電車はこんなにカルダン駆動・WNドライブ大好きになったのに、電気機関車の方では新しい駆動方式を仕様する→不具合が出て大規模改修が必要になる→短期間で廃車、が繰り返されてきた。ちなみに不具合の出る場所は動力伝達系とは限らない。例外は電車の部品を流用した一部の低出力車のみ。それも大概は長生きできていない。お師匠様のところと一緒で、こう言うしか無いのだろう。それが日本面の日本面たる所以であると……

鉄道カルチャー編編集

  • 創作物における蒸気機関車へのこだわり:これ自体はイギリスやアメリカにもあるノスタルジーなのだが、日本は宇宙を飛ばしてみるとか、さらにそれにリアリティまで追求してみるとか、わけのわからん方向に突き抜ける事がしょっちゅう。また、蒸気機関車が事実上撤収した現在の世代に至るまで汽笛と言えば蒸気機関車のものと刷り込まれてしまったが、これまた日本ローカル仕様だったり。
  • ディーゼル機関車への熱い手のひら返し:これも他国同様、蒸気機関車の衰退期から撤収後暫くの間までは、ディーゼル機関車は蒸気機関車を追いやるヒール役とされていて、創作物でも蒸気機関車の引き立て役として壊されたり盗まれたりはしょっちゅうだった。ところが、電化と動力分散化の時流、国鉄分割民営化などで国鉄型ディーゼル機関車の先が見え始めるや否や、コロッと過去のことは忘れてディーゼル機関車を主役に引き立てる。特にDD51形とか、今追っかけやってる人間の半数くらいはかつて「ダメデゴイチ」だの「赤ブタ」だの陰口を叩いていたはず
  • 迷列車で行こうシリーズ:元ネタは鉄道ゲーム「A列車で行こう!」日本各地の特色ある車両に着目し、その車両のネタを紹介する動画。前述のサンパチを皮切りに、様々な迷車両、迷運用、迷駅が動画として上げられている。しかも上級者はかなりのハイクオリティで、テレビ番組として放送できそうなレベルもう鉄道のことについては専門家よりオタクに紹介させたほうがいいんじゃないかな。日々の運用とかの把握能力についてはオタクのほうが上だし。
    • なお、上に書かれる事情にもかかわらず、2010年代に入るまで日本のアニメは鉄道描写が壊滅的だった。考証間違いはあたりまえ、描く能力がないならトレスで済ませるから一から描いた落書き並みのカットとの乖離が著しい、車両が軌道からずれる、車体の腰低い・車体幅狭い・車体長短いの3重苦など、抽象芸術とまがわんばかりの神経をかきむしる描写のオンパレードだった。ジブリアニメの「おもひでぽろぽろ」などは中途半端に知ったかぶりをかましているため比喩でもなんでもなく全編の描写が間違っており、途中でブチ切れないで見れるかの耐久動画に等しく(ED78フリークの編者は冒頭15分足らずで匙を投げました。下手に凝っているだけに冒涜そのものの無神経さが逆に腹立たしい。あと10分見ていたらテレビを間違いなく破壊していたと思う)「おもひでボコボコ」「おもひでボロボロ」などと一部で揶揄される。いささかなりとも解決に向かったのは2010年代以降の機械類CG作画移行以後、CG担当の好き者が図面を見て軌道ごとCG化してからはだいぶましになった(予算がないエロアニメなどでは未だに抽象芸術並みの作画がみられるが)。ただ、かつてセル動画時代にガッツリ資料を揃えて描かれた劇場版の999号などは、妙に脚長になってしまった現在のCGモデルに対して賛否両論あったり……
      • 近年は鉄道事業者の協力を得ることで実際の車両や駅などを忠実に再現する事例も増えており、それを特集したムックや鉄道趣味雑誌に連載コーナーが作られるほどであり、鉄道会社側もタイアップ企画を実施することも珍しくない。

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