概要
武蔵野鉄道と合併した西武鉄道、現在の西武新宿線系統に当たる。
もともとは1892年8月に設立された川越鉄道という会社であった。1894年12月に甲武鉄道(現在の中央本線の一部)国分寺駅-東村山駅(当時は「久米川(仮)駅」という名称であった)を開業。
1895年には東村山駅-本川越駅(当時は川越駅と名乗っていた)を開業している。
その後、武蔵水電という電力会社に吸収合併される→武蔵水電が帝国電灯に吸収合併されるが、その際鉄道部門が武蔵鉄道として独立、と言った変遷を経て、1922年8月、西武鉄道と名前を改めたのだった。
1943年、かの堤康次郎の手に渡る。そして1945年9月に武蔵野鉄道に吸収合併され、53年の歴史に幕が下ろされた。
戦前の球団、東京セネタースを運営、戦後発足の同名球団は現在の北海道日本ハムファイターズ、埼玉西武ライオンズによる復刻シリーズも見られた。