※アニメ『星のカービィ』に登場する組織については銀河戦士団を参照してください。
概要
始めて登場した作品は1931年の「潜伏するもの」で、善なる旧神、もしくはそれに仕える天使のような存在。
巨大な人の形をした炎の生命体で、旧支配者が復活するとオリオン座の方角から火の玉となって地球に飛来し、旧支配者を素手で叩き潰した後、三対の腕のようなものを組み合わせた筒のような武器から火炎を放って旧支配者を再び封印するという。
そして筒のような乗り物に跨がって空を飛びさっていく。
初登場の「潜伏するもの」ではチョーチョー人に捕らえられたフォ=ラン博士とエリック・マーシュに召喚され、旧神と共に地球にやって来てツァールとロイガーを棲み家であるアラオザル諸共滅ぼした。
1939年に発表された「ハスターの帰還」では、クトゥルフとハスターが決戦を繰り広げる最中に乱入し、両者を放り投げて再封印するという人智を超えた活躍を見せた。
宇宙の彼方から飛来して光線を放ち怪物を倒す巨人という相似、そして星の戦士が拠点とするオリオン座にも関連性があることから、多くの人が思い浮かべるのはあのヒーローだろう。ただしその関連性であるあのヒーローの出身地は誤植によって決まったものであるため、信じられない話だが全ては偶然の一致である。
一方、当初からクトゥルフ神話をモチーフに取り入れて製作された別のとあるヒーローについては、オリオン座の方角から来たという設定が小説にて明かされており、より明確に星の戦士へのオマージュがささげられている(単純に、彼もまたほかのヒーロー達と出身地を同じくする者であるというだけの描写かもしれないが)。