概要
ゼルダの伝説シリーズにおいて登場する神殿。
『時のオカリナ』が初出で、後の作品にも何回か登場する。ゲーム内での役割は作品ごとに異なるが、ほとんどの作品において、名前の通り何かしら「時」に関わる要素がある。
各作品ごとの時の神殿
時のオカリナ
城下町の外れに存在。
本作に登場する神殿の中では唯一ダンジョンの形を取っていない。
トライフォースが眠る聖地へと繋がっており、入口は「時の扉」という石壁で固く閉ざされている。
トライフォースを狙うガノンドロフに先んじてトライフォースを自分達の手中に収めようと考えたゼルダ姫の頼みにより、リンクは時の扉を開く鍵を入手する旅をする。
しかしいち早くガノンドロフが動き出したことで、ゼルダ姫は失踪。リンクは時の扉を開き、奥に安置されている退魔の剣マスターソードを引き抜くが、幼き故に力不足と見做され、7年間眠らされてしまう。しかもこのマスターソードが聖地への最後の鍵であり、台座から引き抜かれたことで開きっぱなしとなった入口からガノンドロフが聖地へ侵入し、トライフォースを強奪してしまう結果となる。
その後はマスターソードを介して子供時代と大人時代を行き来する場所となる。
トワイライトプリンセス
フィローネ地方の森の聖域の最奥に存在しており、マスターソードが安置されている。
現在では廃墟となっているが、中盤でダンジョンと化している過去の時代の神殿を訪れることになる。
スカイウォードソード
本作ではラネール地方にある。
神殿とはいうものの、時の扉と巨大な紋章のオブジェが置かれているだけの簡素な場所。
ストーリー中盤で訪れることになるが、ムービーが一つあるだけで、それ以外では特にイベントも発生せず、ストーリー中で再訪する機会はない。
ブレスオブザワイルド
「時の神殿跡」として登場。ハイラル王国発祥の地とされる始まりの台地にある。外観は『時のオカリナ』のものに似ている。
現在は廃墟となっており、女神像が設置されているのみ。神殿の周囲にはガーディアンの残骸が無数に転がっている。
100年前が舞台の『厄災の黙示録』では廃墟になる前の時の神殿や周辺建造物が見れる。
ティアーズオブザキングダム
『ブレスオブザワイルド』の神殿に加え、始まりの空島にも同名の神殿があることが判明。プロローグを終え、始まりの空島で目覚めたリンクはひとまずこの神殿を目指すことになる。
かつては地上にあったとのことで、ムービー内で見える周囲の景色から、現代の始まりの台地の神殿と同じ場所にあったことが窺える。