概要
第19話「レンズ越しの恋」に登場。
元々は矢島写真館の創設者である矢島重雄が戦時中に使っていたもので、重雄がラバウルで撮った写真を添付した記録帳と共に押し入れに入れられていたが、重雄の孫であるタダシが偶然発見し屋外で使った事から、重雄の妻でタダシの祖母の戦時中の姿と現代に生きるタダシを結ぶ懸け橋として機能し始めた。
除かれた時間軸の人間からもファインダーを覗く者の姿は確認でき、会話もできるがその光景を写真に撮る事は出来ない。この影響でタダシは渡会教授から「カメラ恋慕症」に陥っていると言われている。
自らの意思を持っていると言われているが、当時愛用していた重雄の思いをカメラが記憶し、時を越えて作用したとされている。