松鳳山

しょうほうざん

福岡県出身の元大相撲力士。

概要

松鳳山裕也は、福岡県築上郡築上町出身の元大相撲力士。

本名は松谷裕也。1984年2月9日生まれ。

中学時代は野球や柔道をやっていたが大分県の宇佐産業科学高校に進学して本格的に相撲を始め、高卒後は駒澤大学に進学して相撲を続けた。

そして松ヶ根親方（元大関・若嶋津）のスカウトを受けて松ヶ根部屋に入門し本名の「松谷」の四股名で2006年3月場所が初土俵となった。

2010年5月場所に初めて十両となるが、同年に起きた野球賭博問題にて関与があった事で解雇には至らなかったものの2場所の出場停止となり幕下に転落。翌年より再起して2011年11月場所にて新入幕となりここで四股名を「松鳳山」に変更した。

以降は幕内に定着。最高位は小結を5場所務め、殊勲賞1回・敢闘賞3回を受賞、金星も5つ獲得している。十両に落ち東十両12枚目で臨んだ2022年5月場所では負け越し、十両以上の地位から陥落する事が確定。同年6月に現役引退を発表、また年寄名跡を取得していないため日本相撲協会から退職する事も決まった。

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