概要
安土桃山時代に創設された宮家だがその後宮号を八条宮→常磐井宮→京極宮→桂宮に変わった。
八条宮
始祖の八条宮智仁親王の正親町天皇の王子誠仁親王の第六王子として生まれ、豊臣秀吉の猶子になる。その後宮家を創設して八条宮と称する。
常磐井宮
霊元天皇の皇子作宮が桂宮を継いで常磐井宮と称するが、早世した。
京極宮
作宮の兄文仁親王が継いで、京極宮と称する。
桂宮(初代)
光格天皇の皇子盛仁親王が称するが、早世、その後盛仁親王の兄仁孝天皇の皇子の節仁親王が継いだが、早世した。姉の淑子内親王が継いだ。その後明治14年(1881年)に薨去して。ここで桂宮は一度断絶した。
桂宮(2代目)
三笠宮崇仁親王の第2王子である宜仁親王が独身のまま創設したが、宜仁親王の薨去により2014年に断絶した。なお宮名の由来は宜仁親王のお印である桂に由来するため、初代桂宮との直接の関係はない。