概要
北朝3代崇光天皇の第一皇子、栄仁親王が創始した。3代当主貞成親王の皇子彦仁王は称光天皇の猶子になり後花園天皇として即位した。後花園天皇の弟貞常親王以降は代々伏見宮を継承した。貞敬親王と邦家親王の代に入るといくつかの新たな宮家が創始された。
昭和22年(1947年)に皇籍離脱した。
歴代当主
代 | 当主 | 続柄 |
---|---|---|
1 | 栄仁親王 | 崇光天皇の第1皇子 |
2 | 治仁王 | 栄仁親王の王子 |
3 | 貞成親王 | 栄仁親王の王子 |
4 | 貞常親王 | 貞成親王の第2王子 |
5 | 邦高親王 | 貞常親王の第1王子 |
6 | 貞敦親王 | 邦高親王の第1王子 |
7 | 邦輔親王 | 貞敦親王の第1王子 |
8 | 貞康親王 | 邦輔親王の王子 |
9 | 邦康親王 | 邦輔親王の第1王子 |
10 | 貞清親王 | 邦房親王の第1王子 |
11 | 邦尚親王 | 貞清親王の第1王子 |
12 | 邦道親王 | 貞清親王の王子 |
13 | 貞致親王 | 貞清親王の王子 |
14 | 邦永親王 | 貞致親王の第3王子 |
15 | 貞建親王 | 邦永親王の第3王子 |
16 | 邦忠親王 | 貞建親王の第1王子 |
17 | 貞行親王 | 桃園天皇の第2王子 |
18 | 邦頼親王 | 貞建親王の第2王子 |
19 | 貞敬親王 | 邦頼親王の第1王子 |
20 | 邦家親王 | 貞敬親王の第1王子 |
21 | 貞教親王 | 邦家親王の第6王子 |
22 | 貞愛親王 | 邦家親王の第14王子 |
23 | 博恭王 | 貞愛親王の第1王子 |
24 | 博明王 | 博恭王の第1王子博義王の第1王子 |
分家
宮家
伏見宮邦家親王の第四王子久邇宮朝彦親王が創始。
伏見宮邦家親王の第十二王子華頂宮博経親王が創始。
伏見宮邦家親王の第八王子小松宮彰仁親王が創始。
伏見宮邦家親王の第十三王子北白川宮智成親王が創始。
伏見宮邦家親王の第十七王子東伏見宮依仁親王が創始。
久邇宮朝彦親王の第二王子賀陽宮邦憲王が創始。
久邇宮朝彦親王の第八王子朝香宮鳩彦王が創始。
久邇宮朝彦親王の第九王子東久邇宮稔彦王が創始。