極地消耗型・七天礼装
しちてんれいそう
アニメ版Fate/GrandOrder、『冠位時間神殿ソロモン』で登場した劇場版限定マスター礼装。
現在のところ、ゲームでの実装予定は無し。
舞台となる終局特異点の雰囲気に合わせ、「ガチガチのSFで」というオーダーのもと、バビロニア礼装の様にアニメオリジナル用として新たにデザインされた装備。
外見は極地用の様な黒色で、右胸から腕にボルト、そして背中にバッテリーのゲージ等、サーヴァント召喚の為の装備が備え付けられている。
カルデアから直接電力を供給し、体の七ヶ所に備えたジェネレーターとマシュの盾を利用する事で、霊脈や触媒無しでも召喚可能。
しかし、「どんな犠牲を払ってでも敵を殲滅する」コンセプトで作られた為、主人公の神経系を魔術回路として使い潰し、マスターが死亡しようと肉体を魔術回路にサーヴァントを召喚するための兵器として運用する非人道的な代物。
肉体への負荷を考慮して安全弁が付けられ、安全な召喚は最大七回まで。
そのため召喚用のボルトも七つ存在する。
それでも起動時に激痛が走り、使用する際に神経に針を刺す様な描写や、限界を超えて稼働すると心臓にも負荷が掛かる場面もあり、もし七回目以降の召喚を行えば体の内側から神経が燃える。
リミッター解放時は、背中のバッテリーゲージが変色し、余剰電力か魔力が翼の様に放出。
マシュの盾を保持する等、強化装備としての機能はある模様。
サーヴァント達を連続で召喚しつつ、藤丸の戦闘を補助し続けるも、眼球の結膜は出血して赤く染まり、戦闘後は暫く右腕が使えない状態になっていた。
リミッター解放前は召喚の詠唱をしており、
─告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、人理の轍より応えよ。
汝星見の言霊を纏う七天。
糾し、降し、裁き給え、天秤の守り手よ──!
と、なっていたが、これが七天礼装を運用する為の詠唱なのかは不明。