毛蘭
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まおらん
毛蘭とは、漫画・アニメ『格闘美神武龍』のキャラクター。
CV:山崎和佳奈
『格闘美神武龍』の主人公。大阪府某所のオンボロ道場の跡取り娘。
名前だけ見ると中国人っぽいが、帰化華人2世であり生まれも育ちも国籍も日本。両親ともに帰化華人なので日系人ではないため、子供の頃は外国人扱いされて虐められていたこともあった。
見かけはどこにでもいる普通の女子高生。とんぼり高校の2年で、関西弁は殆ど使用しない。
しかしその実体は毛家居合拳という中国武術の使い手で、ヤクザ相手に渡り合えるほどの実力者。
この手の女子格闘ものにありがちな「1秒でも早く強い奴と戦いてぇ!」みたいなキャラでは全く無く、むしろ普通に生きていきたいとすら思っているほど温厚な性格で、ロリコン狩りや暴力団事務所への殴り込み、大学相撲部との相撲対決、更には熊退治(原作・アニメでは相手にならず逃げ回っているだけだが、PS2版では本当に戦える)など無茶ぶりをする祖父・毛混には辟易している。
しかし正義感が強く、友達思いでカッとなりやすい。本人もそれは重々承知であり、韓信の股潜りのように無益な暴力は避ける。
毛家居合拳は「とにかく避けて相手が油断した所をぶん殴ってKOしろ、ダメなら逃げろ」という一撃必殺系の武術の為、どちらかというとパワーよりスピードに重きを置いている。それ故に「毛家居合拳無しで立ち回れる基礎戦闘力」をつけるためになにわ女子プロレスに入門させられ、覆面レスラーとして活動する。
史上最強の格闘家を決めるプライムマット女子トーナメントの初代優勝者となったが、戦いを続けるうえで「勁」の暴力性を気にかけるようになり、闘いの日々から遠ざかろうとするも…。
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