概要
香月の父親。元プロボクサーであり、東洋ウェルター級チャンピオン。水谷ボクシングジムの会長。登場当初50歳。娘と似ても似つかないスキンヘッドで強面の親父であり、八五郎が所属していた光栄ジムの鶴田から海坊主と呼ばれている。校長曰く、右のクロスが凄かった。ラビット坂口(里山八五郎)とは2度闘っているが、いずれもラビットの逃げのボクシングに短気を起こし剛史が反則負けしている。酔っ払って娘に物を投げたりする事もあるが(怪我をさせた事もある)、誰よりも真摯に娘を理解して愛しており、離婚した妻もそれは理解している。ボクシングに対して彼なりの信念を持っており、互いが果敢に殴り合うボクシングを好む。ラビット坂口に対し、自分のボクシングに対する信念と違う彼のスタイルに反感を持つと同時にその実力を認めており、彼に対して「赤松を殺した」とは決して言わない。むしろ、そういう風に言う相手(例:活樹達に赤松の事を教えたボクシングファンの酔っ払い)を前にしたら怒鳴りつけると思われる(もしくは殴りかかる可能性も)。
妻とは離婚しており、養育費は銀行振込みにせずジムで手渡し(香月に会いたいから)している。娘との関係が改善されてからは妻の態度も軟化している。
娘を溺愛し、雪で外に出るのが危険なときでも、暗闇が苦手な娘(香月)の様子を見に行ったりした。