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概要編集

1966年5月15日放送。

脚本:山浦弘靖大伴昌司野長瀬三摩地

監督:野長瀬三摩地

特技監督:的場徹


あらすじ編集

近いうちに日本が沈没するという論文から学会を追われた海洋学者の石井博士がいる岩根島の近くで海底火山が突如として噴火した。毎日新報・関デスクから取材指令を受けた江戸川由利子は、万城目淳と共に岩根島に飛んだ。

岩根島は沈没の危険があり、調査のために船を出すよう依頼するが地元の漁業組合は取り合ってくれない。博士の妹である文子たちは現場から戻って来た漁師に話しかけられ、網に引っかかっていたゼリー状の物体を見せた。石井博士が調査のために物体を借りたところ、漁師が海に引きずり込まれて溺れていた。

漁師は「怪物」という言葉を口にする。漁師が拾った物体の正体は、2億年前の地球に棲息していた海底原人ラゴンの卵だった。

海から上陸したラゴンは卵を取り返そうと暴れ出し、そうと気づかず話しかけた酔っ払いの男・立花を殺害してしまう。

やがてラゴンは石井博士の家に現れる。絶体絶命かと思われたが、ラジオから流れた音楽を聴くとラゴンは大人しくなった。

万城目はラジオを使いラゴンを海へと誘導する。万城目がラジオを海へ投げ捨てるとラゴンも海へと飛び込んだ。

しかし突如として岩根島を地震が襲った。島民たちは島を脱出しようとするが、そこに再びラゴンが現れる。

文子はラゴンに卵を返そうとする。やがて卵は孵化し子供のラゴンが生まれた。

子供を受け取ったラゴンは大人しく海へと帰っていった。

すると再び大地震が。海岸に集まっていた人々は船に乗り島を脱出。

万城目と由利子は島に取り残されてしまうが、戸川一平がヘリコプターを操縦し助けに来た。

ヘリが島を離れたとき、大地震と共に島は崩落、海中へと沈んでいった。


余談編集

石井博士役は石崎二郎。石井博士の妹文子役は珠めぐみ

ラゴンによって海に引きずり込まれそうになる漁師・利夫を演じたのは黒沢年雄(クレジットは「黒沢年夫」)。次回作『ウルトラマン』のハヤタ隊員の候補であったが、東宝の意向により起用には至らなかった。

もうひとりの漁師・川崎役は勝部演之(クレジットは「勝部寅之」)。

ラゴンに殺されてしまう酔っ払い・立花役は江幡高志

そのほか町の少年役で山村哲夫が出演している。


冒頭で島に着陸する際に乗っていたヘリコプターは他のエピソードと同じダークグリーンの機体だが、終盤で一平が乗ってきたヘリコプターは『ウルトラマン』第9話に登場したヘリコプターと同じ塗装になっている。このシュド・エストSE3130(機体番号JA9002)は『妖星ゴラス』ではダークグリーン塗装で登場しており、『ウルトラQ』制作までの間に塗り替えられたものと思われる。


関連項目編集

ウルトラQ


海底原人ラゴン…このエピソードに登場する怪獣。


制作順

第23話 ← 第24話 → 第25話


放送順

第19話 ← 第20話 → 第21話

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