概要
子役として1965年の帯ドラマ「小さな目」でデビュー。
同年に同じく子役としてゲスト出演した『ウルトラQ』第10話「地底超特急西へ」にて特急うイナヅマ号のミニチュアや共演したM1号のスーツの良さに感動し、学校をさぼって円谷プロの撮影現場に入り浸るようになる。
その際、怪獣倉庫にある着ぐるみには一通り入ってみたとのこと。
1966年、『快獣ブースカ』の守山プロデューサーから「明日から来い」と言われ、チャメゴンのスーツアクターとしてデビューを果たす。山村は当時中学生でスーツアクターは過酷な仕事だったが「ぬいぐるみ役者は僕の天職」と思っていたため苦ではなかったという。
翌年の『ウルトラセブン』では怪獣ショーやスチール写真撮影の際にスーツアクターを務める程度にとどまっていたが、ガンダーからテレビの仕事を任されるようになり、以後も『ウルトラマンタロウ』や『クレクレタコラ』で怪獣のスーツアクターを行うようになった。
1980年の『ウルトラマン80』でのテツオン役以後の活動は確認されておらず、引退した模様。
またこれまで関連書籍などに登場する機会がなかったが、2000年代以降に発行された『ウルトラシリーズ』関連の書籍に取材記事が掲載されている。これらの書籍では当時の現場スタッフとして、撮影裏話や、従来のデータ(スーツアクター関連)の誤りを指摘するなど貴重な証言を行っている。
主な出演作品
『快獣ブースカ』
チャメゴン(初登場〜第31、33、34、37、39、42、45〜47話) |
---|
『ウルトラセブン』
『チビラくん』
ポチポチ(イラスト左) |
---|
『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』
『ファイヤーマン』
『ウルトラマンT』
『ウルトラマンレオ』
『恐竜戦隊コセイドン』
ビックラジィー(イラスト右)(初登場〜第10話) |
---|
『ウルトラマン80』
テツオン |
---|