光と闇は表裏一体!!
混沌の支配者よ!!
その暴(あかしま)なる力を曝せ!!
混沌魔龍 カオス・ルーラー シンクロ召喚!!
概要
パッケージを勤めている竜魔道騎士ガイアを差し置いてホログラフィックレアに選ばれるという前代未聞を果たした。
これ以降11期のホログラフィックレアはパッケージとは別のカードが選ばれることが常連となっている。
カードテキスト
シンクロ・効果モンスター
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中から光・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは墓地へ送る。
(2):このカード以外の光・闇属性モンスターを1体ずつ、
自分の手札・墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
解説
妨害や制圧効果は一切持ち合わせてないものの、大量の墓地肥やしに加えてサーチや自己再生まで行える11期のカードに相応しいスペックを誇る。
ステータス面でも闇属性ドラゴン族である事から琰魔竜レッド・デーモン・アビスや深淵の神獣ディス・パテルのS素材に出来る。
シンクロ素材縛りがない事もあり、森羅などの闇光を使わないデッキや、自己再生効果のみを目的にシンクロン系統のデッキに採用されるなど一部の効果のみを使う場合でも強力であり、いわゆる「インフラカード」として様々なデッキで活躍した。
度重なる規制によってテーマカードのほとんどが規制されたティアラメンツがシンクロ召喚軸で生き残った原因でもあり、レボリューション・シンクロンや黒魔女ディアベルスターなどを取り込んで大活躍。
ティアラメンツ以外のデッキでも墓地肥やしと手札補充に加えてデッキによってはフィールド、墓地、除外ゾーンをシャトルランして複数回素材になった挙句に攻撃力3000で殴ってくるなど汎用パワーカードとして広く採用された。
結果、2023/10/1のリミットレギュレーションにて無制限から一気に禁止カードとなった。
ちなみにその活躍のほどは2023年春の段階でデュエリストたちから問題視されており、その時点で禁止候補筆頭に挙げされていたものの、実際に禁止になったのは同年の秋改訂となった。
これに関して、このカードが前年の12月に発売されたSECRET UTILTY BOXに再録されていたため、「再録バリアーが働いていたのでは」と勘繰る者も少なからずいる。
原作・アニメでの活躍
遊戯王OCGストラクチャーズにおいてダーク黒田が使用。
自己再生してはX素材にしてデメリットを回避するのが彼の基本戦術である。
なお、2回目の自己再生の際に別のモンスターをX素材にすれば勝利できたと言うのは言わないお約束。
関連タグ
カード カードゲーム モンスター 遊戯王 遊戯王OCG ドラゴン族 闇属性 シンクロモンスター カオス 遊戯王OCGの種族一覧
星態龍︰ドラゴン族のシンクロモンスターにしてパッケージを勤めたモンスターの代わりにホログラフィックレアに選出された境遇が共通している。偶然なのかどちらもホログラフィックレアの仕様が変更された第一号である点も一致している。