湯煙密室のシナリオ
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ゆけむりみっしつのしなりお
湯煙密室のシナリオは『名探偵コナン』で発生した事件の名称である。
本作は、原作者・青山剛昌の地元・鳥取県にある旅館「望湖楼」が舞台のモデルとなっている。実際に、旅館「望湖楼」では、本作を収録した単行本69巻が貸し出されている。
今回は、温泉旅館が舞台ということもあり、江戸川コナンのお尻や、灰原哀と吉田歩美の全裸が見られるなどのサービスシーンが多かったため、放映後に「性的表現に結び付けるような内容が多々ある」との苦情がBPOによせられた他、一部の消費者からも「性的表現で卑猥だ」との指摘を受けている。
また、コナン役の高山みなみが、近年のベストエピソードとして本作を推薦している。
阿笠に連れられて、箱根にある湖望旅館にやってきた少年探偵団。
一行がやって来た湖望旅館では丁度、人気映画「血煙ヒットマンシリーズ」のリメイク映画の撮影が行われており、旅館には映画の出演者やスタッフが宿泊していた。
コナン達は出演者の名取深汐と寺堂雲平、深汐のマネージャーの丹沢純作、そして脚本家の鉄山巌治と知り合うが、その人間関係は鉄山を中心にどこかギスギスしていた。鉄山は深汐をはじめとした様々な女優にセクハラを繰り返しては迷惑がられていて、気分次第でキャストを変える事があるという。
翌朝、湖望旅館名物「湖上露天風呂」に入ろうと早起きしたコナン達は、部屋の窓から鉄山が露天風呂に向かって桟橋を渡る姿を目撃。それなら自分達もと急いで湖上露天風呂へと向かったコナン達だが、先に入ったはずの鉄山の姿が男湯のどこにもいない。そんな時、女湯の方から灰原達の悲鳴が。駆けつけると、男湯にいなかった鉄山が、なぜか女湯で頭を強打し死亡していた……。
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