概要
CV:小林ゆう
『ねこねこ日本史』に登場する猫。
生まれてすぐに平治の乱で父が敗死し、母・常盤御前により京都の鞍馬寺に預けられるが、「烏天狗」を名乗るねこたちと知り合い、優れた跳躍力を会得していく。
非常に無口で何を考えているかつかみどころがないうえに、大の烏帽子好きであり、烏帽子があればどこにでも飛びついていく。その烏帽子バカぶりは飛んでいる矢にすらしがみつくほど。そのため一見して何をしたいのか周囲からわかりづらい所があり、結果的に腹違いの兄である源頼朝との決定的不破を招くに至る。
こういう性格になったのは、史実の義経が世間知らずだったため後白河法皇の策略により目先の冠位にすぐに飛びついてしまい、頼朝に討伐の契機を与えてしまったことが由来と思われる。
劇場版では中盤でフクと仲良くなったため、衣川での別れを受けたフクは精神的に激しいショックを受けることとなる。
関連項目
足利尊氏:150年ほど後の時代の同じ源氏の血を引くねこ。同じくらい何も喋らないし何を考えてるかわからない。